剪定
雨で順延になっていた剪定が始まった。庭の照葉樹の枝が次々に落とされて、室内が明るくなってゆく。とても気持ちがいいのだが、反対側のマンションからも見られてしまうので、ちと恥ずかしい思いもある。
ときおり作業をしている人の声が聞こえてくる。
「これ、お借りします」「どうぞ」
「すいません、大きいのを落としました」「大丈夫です」
声の感じから、師弟に近い二人、若しくは違う業者が入っているのかな、と思ったり・・・
聞き慣れた現場言葉ではなく、気遣いのあるやり取りから、とても丁寧に作業をしている印象があって、なにか心地がいい。二人のやりとりはそんな感じで続いていった。
美しい言葉などというものはない。 言葉が美しくなるのだ。
詩人、田村隆一の言葉を思い出した。
2024年7月 3日 16:37 | カテゴリー: 歩キ眼デス4
コメント
こちらも、
今年はいつもより1ヶ月早い剪定で、
「すごく成長していませんか~?」
すると「今年の伸び方にびっくりです」
とおっしゃっていました。
言葉が美しくなるのだ…
読ませていただき、『心もそうならなくちゃ…』
なんて思ってしまいました。
A)
花も緑も.今年は早いですね。
下草も刈ってもらって、涼しげになりました。
暑い中の剪定作業、本当にありがたかったです。
そうですね、
言葉を美しくするのは普段の生き方、が大切なのかもしれません。
2024年7月 4日 01:35 | ゆみゆみ
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