冬薔薇


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高尾山の麓に咲いていた一輪


あるとき「ふゆそうび」と聞いて、冬対策のことかなと思った。なぜ冬の薔薇をそう呼ぶのか不思議だった。

そうびとは、平安の頃に来ていた衣服の色合わせの一つで、色目は表が紅で、裏が紫だったものとある。

この寒さのなかで、なぜ散らずに咲き続けられるのか。健気な一輪を見ていると、冬薔薇には寒さに耐える頑なな意思があるのかもしれないと思った。それは品性のようでもある。

コメント

このことも、植物から導いていただきました。

大切なことですので『忘れないようにしないと!』と思っております。

A)
寒いときに見かけると、しばし立ち止まってしまいますね。
凛としなくてはと、思う冬の一瞬です。

2024年12月11日 17:07 | ゆみゆみ

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