八月
昭和20年5月18日、出撃30分前の笑顔である。神風特攻隊と呼ばれた「第53振武(しんぶ)隊」。写真を眺めていると、涙ぐんでしまう。なぜ彼らは、死なねばならなかったのか、戦争という不条理、不合理を嘆く。
大切な人がいて、夢があって、それをきっと毎夜、語り合っただろう。なのに命を散らせる前にこんな清々しい笑顔でいられたのか。私たちは、彼らの夢を叶えているだろうか。
多くの人が戦争を語る夏
もっと語ろう
いつも語ろう
死者はその無念を
語れない
Sさんの歌である。
2025年7月31日 16:29 | カテゴリー: 歩キ眼デス4
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