命の少ないものに、儚さを感じる。例えばカゲロウ。カゲロウの命は、数時間から数日くらいで、口は退化してない。許されるのは生殖活動だけだ。さらに短命なのがウミユスリカ(蚊の仲間)は一時間。生物で最も短い命。
花も一日花とされている種類がある。アサガオやカラスウリ、そしてムクゲ。こんな歌を詠んでいた。
しめやかに
一生の一日(ひとひ)を閉じて
ムクゲ
蕾となって
ほろりと転がる
蕾に戻って
落花する
木槿
空と一日遊んで
空の夢みる
ムクゲから金木犀に心変わりする季節になった。明日は吟行歌会。
2025年10月10日 18:58
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カテゴリー:
歩キ眼デス4
コメント
蚊は絶対にイヤ…
でもこのカゲロウは大切にします。
落ちているのを見ると少しショックになりますが、
木槿…素敵な花ですね~
A)
ムクゲの蕾のカタチを見ると、なにか命の哀れを感じてしまいます。
枕のカタチになって、どんな夢を見ているにだろう〜なんて
2025年10月14日 19:47 | ゆみゆみ
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