儚きもの


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命の少ないものに、儚さを感じる。例えばカゲロウ。カゲロウの命は、数時間から数日くらいで、口は退化してない。許されるのは生殖活動だけだ。さらに短命なのがウミユスリカ(蚊の仲間)は一時間。生物で最も短い命。

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花も一日花とされている種類がある。アサガオやカラスウリ、そしてムクゲ。こんな歌を詠んでいた。

しめやかに
一生の一日(ひとひ)を閉じて    
ムクゲ
蕾となって
ほろりと転がる

蕾に戻って
落花する
木槿       
空と一日遊んで
空の夢みる

ムクゲから金木犀に心変わりする季節になった。明日は吟行歌会。

コメント

蚊は絶対にイヤ…
でもこのカゲロウは大切にします。

落ちているのを見ると少しショックになりますが、
木槿…素敵な花ですね~

A)
ムクゲの蕾のカタチを見ると、なにか命の哀れを感じてしまいます。
枕のカタチになって、どんな夢を見ているにだろう〜なんて

2025年10月14日 19:47 | ゆみゆみ

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