2010年8月

ヘチマ

見慣れない花が、小学校のフェンスの上に咲いていました。蔓系の植物で、蔓先があちこちに跳ね上がっています。花の直径は10センチ以上。調べてみると懐かしいヘチマでした。ゴーヤが登場する前、グリーンカーテンの主役はヘチマか朝顔でした。ゴーヤが夏の食べ物として評価が上がったために、隅に追いやられたようですね。昔はヘチマ水で顔を洗う習慣もあったような・・・。


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花言葉がありました。「悠々自適」「剽軽な」


アブチロン

この花の名はアブチロン。昨年にも紹介しています。毎朝水をもらっているせいか、この暑さのなか、いくつも花をつけています。元々は熱帯性の植物なので、この暑さが平気なのかもしれません。開花期間が長く、5月末からずっと咲いています。淡い黄色は遠くからでも目につき、見上げるとなぜか「幸せの黄色いハンカチーフ」のシーンを想いだしてしまいます。


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5枚の花びらには、細い脈が入っています。





オシロイバナ(白粉花)



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朝この花は萎んでいて、開いているのを見たことがありません。開花が終わったのかと思っていましたが、気になるので調べてみるとオシロイバナ。夏の間、夕方4時頃から咲き始めるとあり、英語で「フォーオクロック」。この花も開花期間が長く7〜10月まで。秋が深まると昼でも咲くようなので、秋風吹く頃には花が見られそうです。別名ユウゲショウ(夕化粧)で、香りも良いみたいです。花言葉は「あなたを思う」「臆病」「内気」「不思議な気持ち」


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夕方に散歩すれば、こんな花?


ブーゲンビリア(筏葛・イカダカズラ)

暑さのせいなのか、この花の名をすぐに思い出せず、悶々として通り過ぎていました。もしかしたらと調べてみると、やはりブーゲンビリア!切り花にしていると分かるのに、葉を多くつけて咲いていると、ちょっとイメージが違っていました。小さな花二つが並んでいるのは、アニメかキャラクターの目玉に見えて笑えます。花言葉は、「情熱」「あなたは魅力に満ちている」「魅力溢れる」「薄情」


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ムクゲ (木槿)

今朝はずいぶん涼しく、路地に入ると虫の声が聴こえました。そういえばここ2、3日、夜もはっきり虫が鳴いています。夏のピークが過ぎたようでちょっと気分が好いです。そう思って歩いていると、ムクゲが7月くらいから花を咲かせていることに気がつきました。このムクゲは、韓国の国花。調べるてみると戦時中、日本の朝鮮総督府は、韓国内ではこのムクゲを育てることを禁止し、桜を植えるよう強要したとあります。韓国では、各分野の最高を表すときにこの花の名称や文様を使っています。


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韓国の「だるまさんがころんだ」は「ムクゲの花が咲きました」です。


※もうすぐISSが、飛んできます。
 本日19:12 南の空から、南東〜北東へ。最大級の明るさらしいです。
 みんなで見ましょう。


 

ルリマツリ(瑠璃茉莉)

暑い日差しを受けて、サルスベリやノウゼンカズラの花がよく目立ちますが、涼しげな色の花をつけている一画があります。この花の名はルリマツリ。春くらいから薄紫色の花をつけ始め、どんどん蔓を延ばしながら、花の数も増やしています。調べると熱帯性の花で開花期間は5月〜10月まで。名前の由来は、ジャスミン(マツリカ)に似た青い花をつけることからこの和名が付いたようです。でもジャスミンのような香りはありません。別名「プルンバーゴ」。
花言葉は「密かな情熱」「同情」「いつも明るい」


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散歩コースに、いつも咲いている花。「瑠璃茉莉」の名前が良いですね。



残暑

暑さがぶり返したようです。もしかしたら夏が日本列島を気に入り、北海道を枕にして横たわっているんじゃないでしょうか。週間天気予報を見れば、東北から西のすべてでお天気マークが並んでいます。この暑さ十月頃まで続くらしく、いつか日本の四季も変わっていくのでしょうね。お米は北の方が美味しくなり、北海道米が新ブランドになったりして〜


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空さんからの写真です。暑いところでは育ちにくい花豆の花。


セミ ファイナル

昨夜、歩いていると風が涼しくなっていて、素肌を滑っていくような感覚を味わいました。今朝も意外と爽やかです。セミたちが道路のあちこちで仰向けになっているのを見かけると、夏が少しずつ遠ざかっていくようで、なにか寂しいものです。暑い暑いといっていたのに、後ろ姿を見送るというのは、人も季節も、同じような気持ちになるものですね。


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おい!?生きているのか〜。百日紅にしがみついたまま。



タデ(蓼)

よく見かけるけど名前が分からない草や花がありますが、この「タデ」もそのひとつです。「タデ食う虫も好きずき」のタデですね。タデの茎や葉には苦みがあるのに好んで食べる虫がいることから、「人の好みはさまざまである」という例えになったようです。さてこのタデには雄と雌の花が別々にあって、受粉するという雌雄異株の植物です。「非常にめずらしい植物」と立山の自然観察員の方が話していました。花言葉は「節操」「健康」


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高さは1メートルくらい。手前の白い花が「雄」赤みを帯びた花が「雌」です。




プールの底から

あまりにも暑いので、プールの底に潜ってみました。底へ辿り着くとまるで水族館の魚になったような気分です。見上げると青い空とプールを覗き込む人たちが水面に揺れています。眺めている人たちは、羨ましそうに手を振ったり、カメラを向けてたり、どうやらここへ下りて来たいようです。さて服を脱がずに、水遊びができるこのプールはどこか?

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じつは金沢21世紀美術館の中庭です。


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上から見るとこうなります。



空蝉

セミの鳴き声が心なしか少なくなってきたように感じます。セミの鳴く木の下を注意深く見ると、木葉の裏や枝などに抜け殻がありますが、これを「空蝉(うつせみ)」と呼ぶようになったのはいつからでしょう。調べると、古語の「現人(うつしおみ)」が訛ったもので、平安期以降にできた語とあります。ほかに、魂が抜けた虚脱の状態。源氏物語の巻名、または女主人公の名。
蝉の一生が終わっても、なお目玉を光らせ、変わらぬままのサナギの姿は、一途な思いが残されているようで、ものの哀れを感じずにはいられません。

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長い地下生活で脱皮を4回繰り返し、地上に出てきたのです




夏野菜

野菜づくりを趣味にしている友人二人から、トマト、サヤインゲン、ズッキーニ、カボチャをもらいました。週末の時間を土と過ごすというのは憧れで、ついいろんな質問をしてしまいます。瑞々しい野菜を口にすると、土と太陽の力を感じずに入られません。ルビー色したプチトマトを口に放り込むと、次々に完熟の旨さを爆発させていきます。ズッキーニは茄子と同じで、焼いても炒めても味噌汁に入れても旨い。夏野菜の力を口いっぱいに味わうことは、野趣あふれる夏の楽しみ方ですね。


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つい手を伸ばして、口にしたくなります


金沢21世紀美術館

白山から高山植物の多い観光新道というコースを約3時間半かけて「別当出合」に下りました。少し休んでから、バスで一駅先の白山温泉に向かいます。500円を支払って湯船へ〜♪、登った山を振り返りながら、涼風吹く源泉掛け流しの露天風呂に浸かる。ん〜〜まさに至福の時。あ〜好い山行だった。  金沢へ戻り、いつかは訪ねようと思っていた金沢21世紀美術館の催しを調べると、なんと大好きな舟越桂展が開催されているではないか!これは幸運、行かねばと、重いリュックをロッカーに放り込み、「まちバス」に乗ると約10分で美術館そばの兼六園の前に着きます。建物は、芝生のなかに円形総ガラス張りというモダンなもので、なかが白い壁面の空間(立方体)がそれぞれ独立して配置され、アトランダムに見ていくことができる仕組みになっていました。さて舟越桂の作品の魅力ですが、現代的な人物像でありながらも、古典的な雰囲気をもち、親しみと異次元の空間を作り上げてしまう不思議な存在感。そして決して視線が合うことなく、どこか遠くを見つめている瞳。今回の展示を担当したプロデューサの腕も見事なものでした。とくにひとつのブースにおいては、11体の彫刻と奥の壁面にびっしりと張られた素描やデッサン、版画を配置し、厳粛な中世の教会のような空間を作り上げているようでした。二つのカラダをもっていたり、雌雄同体のような作品は、何を伝えようとしているのか。常に想像を要求する彼の作品に魅了されながらも、ついて行くしかない舟越桂の世界。これからどこへ向かうのだろうと、いつものような感慨にふけるのでした。


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「雪の上の影」                    「森の奥の水のほとり」
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白山−3

睡眠不足もあり午後7時半には寝てしまいました。そして夜中(午前3時頃)、室内に遠慮がちな物音が響き始めました。ご来光(ここではお日の出)を白山山頂で迎えるために、身支度が始まったようです。ヘッドライトを頭につけて外へ出ると、ものすごい星が煌めいています。久しく見ていなかった数だったので圧倒されました。さて山頂まで約40分の道のりを、数珠つなぎで登っていくと、いつの間にか星空が消えてガスがかかり、風が吹いてきました。山頂に着いてしばらくすると、神主さんが大きな岩に上がって自己紹介と白山の紹介、お日の出は今日は無理という話を始めました。それを聞くとみんなガックリです。そこで神主さんが、健康と世界平和を祈願して、万歳三唱をしましょうと提案。約500人の大合唱!?が山頂に響き渡りました。



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この後、空を見ていた神主さんが、お日の出は無理と言いました。


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はい、ブルブル震えながら記念に撮りました。


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朝の光を受けるお花畑です。


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大好きなマツムシソウも咲き始めました。


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ナナカマドの実も色づき始めました。



白山−2

お花畑が現れると、それまでの疲れがあっという間に消えていきました。白山の山頂付近は、なだらかな丘陵なので、廻りを見渡していても達成感と高度感がありません。急な登りもなく、木道が山小屋まで続いていくことが分かれば、気持ちもぐっと楽になります。そうだ、小屋に着いたら着替えてビールをグイッとやろうと思うと、緊張感がはじけ飛んでいきました。

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山頂が見え、木道が続く。こんな優しい山は少ないのです。


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全国からの予約で、すぐにいっぱいになる室堂センター。750人が泊まれます。


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ハイマツに覆われた頂上付近から見ると小屋はこうなっています。


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自然観察員の方から聞いたクロユリの成長秘話を今度ゆっくりしますね。



白山

白山往復を「夜行バス〜山小屋〜夜行バス」という計画を立ててから、体力的に少し無謀だったかと反省していた。しかし3列で席数少なめ、おまけにリクライニングシートの長距離専用バスなので安心!と思っていたが、またまた睡眠が浅いままに金沢駅に到着。眠い目をこすりながら、白山までの往復と山小屋の宿泊がセットになっているバスチケットを購入して、登山口である「別当出合」へ。到着するとすでに多くの人たちが登って行った様子だが、山頂までは距離があるので装備を一つひとつ確認し、はやる心を抑えながらゆっくりストレッチをする。白山は日本三霊山(富士山、立山)のひとつで、花の名山といわれている独立峰。10年くらい前から白山登山を楽しみにしていた。百名山の60座目をここにと決めていたのだが、先週に至仏山を登ってしまったので61座目となる。登頂へのルートとして「砂防新道」を選び、歩き出すといきなり苦手の吊り橋だ。長さは約百メートルくらいか。下を見ず静かに歩き、ほぼ中央地点で白山方面の山稜をワンカットだけ撮る。渡り終えてブナ林を抜けてしばらく進むと右手に現れる「不動滝」が涼しげな音を響かせている。休み休み登っていくとダケカンバやシラビソの亜高山帯の樹木が増え、鳥たちの声も多く聞こえる。花の種類が250種に及ぶ白山。登り始めて約3時間、森林限界である2,200メートルを超えると、高山植物が可憐な姿を見せ始めた・・・


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いきなり苦手の吊り橋だ


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急な斜面を見下ろすと吊り橋がもう小さく見える


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登ってすぐに見つけた「タマガワホトトギス」


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樹林帯を超えるとお花畑が広がる。何種類の花があるんだろう〜


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見上げれば湧きあがる雲、白山の稜線が雄大だ


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ハクサンフウロやシモツケソウ、イブキトラノオ、ヤマハハコ・・・・


ワタスゲ

至仏山を下りていくとワタスゲの揺れる草原に着いた。白い綿毛が風に揺れている。眺めていると何か引き込まれていくようだ。風に梳かれた純白な綿毛が、気ままに首を振っている。白を眺めていると、なんとなく心が浄化されていく。そうか、白は始まりの色なのだ。



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ワタスゲの花言葉は「飾らぬ美」「揺らぐ思い」


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チングルマは花が終わり種子になっていた

咲いていればこんな花



★明日から白山に向かいます。月曜日にレポートします。

尾瀬〜至仏山−3

尾瀬ケ原から約3時間で至仏山山頂に立つ。登頂を果たした人たちから「お疲れさま」の声がかかる。笑顔でお礼を言う。この緊張が解けた瞬間が、何ともうれしい。至仏山は「百名山」登頂60座目の山になる。20代に失恋して百名山のひとつ知床の羅臼岳に登った。その爽快感が忘れられなくて、寄り道をしながらもここまできた。果たして残り40座の山々を制覇できるのだろうか。
360度の山並みを見つめながら、しばらく爽やかな風を満喫した。


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この後に登山者が続々とやってきて、座る場所が無くなってしまいます


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帰りは、子至仏山経由で鳩待峠に向かいます


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小至仏山といっても近づけば登り応えがあります


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風のなかのタカネナデシコ



尾瀬〜至仏山−2

尾瀬周辺の散策を適当に切り上げないと、至仏山の登りがきつくなっていく。尾瀬の西側に位置する至仏山なので、太陽が上がっていくと容赦なく背中から当たるのだ。登り口からいきなり厳しい階段が始まる。遠目から見ると穏やかに見えるのに、意外と斜面が厳しい。睡眠が少ないのだからゆっくり登ろうと、いつもより時間をかけ休憩と水分を取り尾瀬の眺めを楽しむ。高山植物の種類にも変化が現れる。タカナナデシコ、キリンソウ、チングルマを見かけるようになる。さあ後200メートルくらいだろうか。



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オゼコウホネが一輪、蕾をつけていた


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ここまでの登りが厳しかった


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光っている部分は池塘、関東以北で最も高い燧ヶ岳が見えてくる


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2000メートルを超えても、水蒸気が多く景色がはっきりしない


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頂まで、後200メートルくらいだろうか


尾瀬〜至仏山

発作的に尾瀬の西側にそびえている百名山の一つ「至仏山」に登ってきました。そんなに若くもないのに、新宿発〜尾瀬行きの夜行バスに乗ってです。深夜、池袋を出たバスは、約4時間半で尾瀬の玄関口「戸倉」に着くのですが、夜行バスに不慣れなこともあって、車内でほとんど眠ることができませんでした(多分1時間くらい!?)。戸倉に着くと地元の村営のバスに乗り換え(させられ)て、「鳩待峠」まで入っていきます。到着したのが、朝5時半。至仏山の往復を計算しても、時間に余裕があるので、まず尾瀬の「山ノ鼻」に向かい、周辺を散策してから登る予定にしました。早朝の尾瀬は霧が流れ、一日の始まりを告げるようです・・・

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鳩待峠から尾瀬へは約1時間、木道を歩いていきます


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朝までの雨に濡れているクルマユリ


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キキョウ科の仲間、可愛らしいヒメシャジン


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尾瀬ガ原の「山ノ鼻」に着きました


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朝霧が流れる向こうに目指す至仏山が見えます


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尾瀬といえば「池塘」。ヒツジグサがいっぱいです