2010年11月
柑橘系の葉っぱかなと思っていたら、つやつやとした柚子が育っていました。この時期、柚子の香りを嗅ぐと、グ〜ンと食欲指数が上がります。煮物、フロフキ大根、湯豆腐、白菜漬け・・・「お姉さん、熱燗もう1本〜」と思わず声をあげそうです。皮は七味唐辛子にも入っているのですから調味料、香辛料の中にあっても、その地位は高く、とくに「柚子胡椒」の驚くべき力といったらもうこれは、鍋料理や味噌汁では誰もが納得の★三つです。話が長くなりそうなので、ただお試しあれ!と結ぶ次第です〜はい。
花言葉は「健康美」「恋のため息」「汚れなき人」
2010年11月30日 16:25
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歩キ眼デス
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秋の実が色づいています。なんだか分からなかった木も、秋に実を付けることで正体がばれてしまいます。ムラサキシキブもそうかな。葉をほとんど落とし、実をわずかに付けている姿は、秋の風情を感じさせます(実を多く付けるのは園芸種のコムラサキ)。紫式部の名前は「紫敷き実(むらさきしきみ)」と呼ばれていたものが、いつからか紫式部になっていったとの説があります。花言葉は「上品」「愛され上手」「聡明な女性」
これは、背の高くなるムラサキシキブ
2010年11月29日 20:08
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歩キ眼デス
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傾斜地の一面がピンク色に染まっていました。ソバソバ・・・、名前を思い出せずイライラしていましたが「ツブソバ」だと閃き、ほっとして表記を見たところ「ヒメツルソバ」。そうだった〜。花の季節が過ぎると忘れていくようで、記憶力の衰えをしみじみ感じます。秋になると、よく見ますが、これほど群生していると圧巻です。
花言葉は「愛らしい」「気がきく」
2010年11月26日 14:27
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歩キ眼デス
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散歩道には花の種類が多く、一年を通して色んな花が咲き続けます。これから旬を迎える山茶花。その生け垣に、桜の赤、朱、黄色の葉が程よく落ちて、鮮やかな色合いを見せていました。よく見るともう小さな蕾が見え隠れしています。きっと寒さが厳しくなるにつれ、膨らんでいくんでしょうね。さて山茶花の名前の由来を調べてみると、本来の読み方である「サンサカ」が訛ったものらしいです。「サザンカ、サンサカ、サイタミチ〜♪」でもいいのに・・・
サザンカの花言葉は「困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」
2010年11月24日 23:48
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新宿通りに面したお店の前に、暖かそうな幼児用のジャケットがかけてありました。そこにこんなメッセージが添えられていました。「落とし物です。風邪を引かない様に!!」。じっと見ていると、何人かがやはり立ち止まって読んでいきます。誰かがお店の前に落としていったのでしょうか。それを「ひもの屋」さんの店長かアルバイトの人が偶然手に取り、このメッセージを書いたのでしょう。ジンワリ温かな気持ちになりました。
2010年11月24日 15:38
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日展を観る場合は、心身ともに充実している日を選ばなくてはいけない。作品の圧倒的な量とパワーに負けてしまい、出口に辿り着く頃はグッタリしてしまうからだ。ゆっくりと洋画から見始めた。どの絵も100号(約1.6×1.3m)を超える大きなものばかりだ。洋画と日本画の作品がとくに多く、延々と展示されている。その他に彫刻、工芸、書と続くので、どこかで一休みしないと、価値基準が失われていく。そんな時は、絵であれば風景だけをよく観ようとか、書であれば分かりやすい作品を鑑賞しようと決めるのだ。そう思いながら観ていくのだが、芸術家のもつパワーと作家が格闘した膨大な時間に圧倒され、やはり今回も眼はショボショボ、肩もコリコリとなってしまった。
深夜にひとりで鑑賞するのは怖い
好きな書とはこんな作品
2010年11月22日 12:27
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菊の花に止まったツユムシがじっとしていました。キリギリスやバッタなどは、危険を察知するとすぐに逃げるのですが、ツユムシはぎりぎりまでじっとして外敵をやり過ごそうとします。ツユムシは頭が小さく、今風でいえば「小顔」のキリギリスの仲間です。顎のつくりが小さいので堅い葉を食べることができず、もっぱら蕾や花びらを食べるようです。コオロギ等が肉食系ならば、ツユムシは代表的な草食系ということになります。
これは背中に白い線がある「セスジツユムシ」でしょうか
2010年11月19日 12:49
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自然のなかにいると、なぜか歩きたくなってしまう。歩けば自然からの美味い空気をいっぱいに吸え、幸せな気持ちになるからだ。山だけでなく、水のある風景を見ながら歩くのも楽しい。先日の玉川上水緑道のように、水路のある道や川沿い、浜辺や湖、水たまりのある道などもいい。四万十川の川漁師は、漁に出られない日であっても、幾度となく川を見に行くと聞いたことがある。気になってしょうがないのだ。小さな水たまりから良い話を思いだした。
子供の頃、長靴をはくと水たまりの中をよく歩いたなあ
2010年11月18日 11:44
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秋になるとツワブキは菊のような花を咲かせます。そのわけは、フキはキク科だからです。ツワブキの名は「艶のある葉のフキ」から転じたと考えられているようで、一年を通してツヤツヤの常緑性。華やかな黄色の花をじっと見ていると、下一面に広がる葉とは別のように見えます。茎は一晩水につけてアクをとり、さっと塩ゆですれば、キャラブキとして食べられます。
花言葉は「謙譲」「困難に傷つけられない」
2010年11月17日 11:56
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不思議な造形美で、しみじみ見惚れてしまう花のひとつにホトトギスがあります。斑点のついた花びらと雄しべ、雌しべのユニークな形はちょっと驚き。鳥の名前と同じなのは、ホトトギスの胸の斑紋に似ていることから命名されています。ランにも同じような色や形をした種類がありますが、ホトトギスはゆり科。秋、山や林などの日陰に咲いています。花言葉は「秘めた思い」「永遠にあなたのもの」
先日の玉川上水緑道で見つけました
ホトトギスの胸の模様に似ている!?
2010年11月16日 15:24
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昨日の夕方、ISSは北西の空からいつものスピードで現れました。雲の多い一日でしたが、この時間だけ、雲が少し切れました。地球から遥か400㌔の上空を周回するISSを見ていると、しばらく時間を忘れてしまいます。一直線に進む光の軌跡が、人類の英知を集めた象徴のように見えるからでしょうか。それとも遠い光に反応するだけなのか。月の辺りで雲の中に入り、残念ながら最後まで見ることができませんでした。
この子たちの興味は、電車です
2010年11月15日 14:35
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紅葉前線は、いまどの辺りだろう。木の種類によって色の変化が違うので、何気に上を見て歩いている。上の写真は、神田川沿いのまだ若い桜の木。なんとも若々しい紅葉だなあと思う。葉を多くつけて見事な緋色に染まっている。
2010年11月12日 12:45
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漢字にすると秋明菊となりますが、実はキンポウゲ科でアネモネの仲間。菊ではないのに、こんな名前がついています。葉は、やや丸みを帯びた形をし、茎も細長くアネモネにそっくり。コスモスのようにわずかな風に揺れ、秋の青い空に似合います。繁殖力が旺盛で、ランナーで増えていきます。
花言葉は「忍耐」「薄れゆく愛」「多感なとき」
14日(日)であれば、午後6時過ぎ。雲がなければはっきり見えそうです。
2010年11月11日 16:41
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さて三鷹までどれくらいあるのだろうと、一直線に見える緑道を進んでいく。多くの木には、名前が標されているので、木肌や葉のカタチを頭に入れておくと、いくつかの木の名は覚えられる。ときどきカツンカツンと音がする。風を受けたクヌギやカシワの木からドングリが落ち、それが枝や幹に当たる音だ。それも数十個くらい落ちる時は、思わず手で頭を隠すのだが、一度も当たらなかった。足元には無数のドングリ・・・今年の熊に喰わせたいなあ〜、なぜこの森にはリスがいないのだろう。N.Y.のセントラルパークには、あんなに飛び回っているのになどと思いながら、数個のドングリと栗を拾う。記念碑を読んだり、鯉を眺めたりで時間がどんどん経っていく。国立、小金井の標識が現れるたびに、三鷹までは後どれくらいなのだ〜!とやや憔悴気味に橋に標された地図をながめる。ついに吉祥寺辺りで日が暮れてしまった。三鷹駅に着いた頃はもう暗かった。歩行距離約16㌔〜。
こんな道が
やがてこんな道に
クヌギのドングリ。やや太っちょ
巣箱を目指した蝉の幼虫
文学碑もいくつかある
三鷹駅すぐそばの橋にやっと到着〜
2010年11月10日 11:35
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週末、初夏に歩いた玉川上水の先を訪ねようと、地図をチェックしてから拝島に向かったのだが、途中駅の不審物騒ぎで予定を変更。多摩モノレールに乗り換え、玉川上水駅から三鷹方面への緑道を歩くことにした。木々は時おりの風を受け、枯れ葉をちらつかせているが、まだまだ緑が多い。途中の足湯をパスして、森田さんのオープンガーデンへ。覗くと、いました〜。彼女は枯れている秋の花を刈り取り、堆肥をつくる作業をしていた。園内は、コスモスやルドベキア、野菊など数種類の花だけで、ほとんどが春のための畑になっていた。彼女は手を休め、今時期の作業や来年の予定などを話してくれた。「また春にいらっしゃい」と送られ、再び上水沿いを歩き始めた。
案山子の服も変わっていました。
鳥たちの水場には餌も置かれている!?
森田さんは、椎茸を栽培していました
2010年11月 9日 14:22
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昨日、新聞の隅にあった料理メモ「むかごご飯」に目が止まった。そういえば散歩道に黄色くなった蔓があったけど、実をつけているだろうか!?この「むかご」、ご存知の方は少ないのではと思う。一般的にむかごというと、ヤマイモの茎になる実のような部分をいう。つまりこの実のついている茎を辿っていくと、根にヤマイモがある、はずなのだ。だがかなり深く掘らなければ現れない。かなりの重労働が必要になるのだ。その点むかごは茎に実をつけているので簡単にとれる。鈍い色をしているので美味そうに見えないが、なかなかの味わいなのだ。取れたらむかごご飯を作ろうと、むかごのコースを歩いてみた。
あった!♡のカタチを細くしたような葉が目印
むかごがありました〜こんな風に実をつけています
大きいものはドングリくらいになります
手の平一杯くらいのむかごを取って炊き込みました
ちょっと粘りがあり、秋の味かな。「ごちそうさま」
2010年11月 8日 16:58
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今日も昨日に続き、もったいないくらいの快晴です。明日もこの青空を期待したいですね。歩いていると様々な花が実をつけています。実を結ぶから結実。調べると「植物に実がなること。実をむすぶこと」「努力が良い結果となって現れること」とあります。夏の暑さをしのいで実を結び、あるものは果物や鳥の餌に、種を飛ばして子孫を増やしていくものなど、植物の一年の集大成でしょうか。
小さな花なのに意外と大きな実をつける「ランタナ」
ガードの固いダチュラの実。やがて茶色になり破れて種子が落ちます
これはきっとカズラの仲間
花が散ると何の花だったか分かりません
これも
2010年11月 5日 11:42
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昨日の文化の日は、定説通りの秋晴れ。それも抜けるような青空でした。神宮では東京六大学野球の決勝戦、関東大学ラグビー、サッカーのナビスコ杯決勝戦、夜はプロ野球、女子バレーボール。さらに剣道、柔道の決勝戦まで、体育の日を思わせるようでした。昼と夜の野球の展開は、神様が悪戯をしているのか人生を思わせるように、予期できないことが起こり、ドキドキしながら楽しむことができました。楽しむといえば、昨日・一昨日の友人の講談と朗読もそうでした。味わいのある語りは、江戸の歴史や庶民の文化を身近に感じさせてくれるものでした。秋の催しは、心身に知的エネルギーを与えてくれます。
まだ花をつけているシモツケソウは、小さな宝石のようです
2010年11月 4日 16:06
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おやおやと思わず近寄ると、なんと若葉。そういえばこのハナミズキは、夏の暑さのなかで葉を茶褐色にし、わずかの間に丸裸になった1本です。同じように枯れた他のハナミズキも、どうやら春を待たずに、新しい命を育もうとしている。雨風や冷え込みの厳しいこの時期に、若葉をつけるという木の生命力に脱帽です。今年の暑さは、稲や野菜、果物、もしかしたら山の木の実までを不作に追い込んだくらいですから、街の樹木も相当キツかったはずです。注意深く見ると、幹のあちこちから、まだまだ新芽が出てくる気配。この先どうなるのでしょうか。
幹のあちこちから新芽が出てきそう
2010年11月 2日 11:13
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週末、明治大学で「中高年からのスポーツとウェルネス」という講演を聴いてきました。話をされたのは保健体育専攻の水村信二教授。若々しいなかなかのイケメンと思っていたらなんと46才。クロスカントリーの選手だったこともあり精悍そのもの。さて講演の中でなるほどと思ったのが、ウォーキングについての話でした。彼は最初に、ウェルネスとは「日常の行動様式と生活態度を見つめ直し、自分自身にあったライフスタイルを築いて、より充実した幸福な人生を得てゆくもの」と前置きした後、ウォーキングは健康のために高い効果があると話しました。健康寿命(癌のリスクが低下)や有酸素運動の効果、筋力アップによる効果など歩くことの大切さは思っていた通りの内容で、なるほどの一時間半でした。あっという間に11月ですが、この講演の話を噛みしめながら、残り二ヶ月も歩キ眼デス〜。
歩いていると寒さ知らずの花たちが元気をくれます
2010年11月 1日 13:00
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歩キ眼デス
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