ツワブキ(石蕗)


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いくたびか  時雨のあめの かかりたる  石蕗の花も  つひに終はりぬ
と斎藤茂吉が歌にしていますが、日の当たらぬ公園の片隅では、まだひっそりとツワブキが咲いています。葉にツヤ(艶)があり、蕗に似ているので艶葉蕗(つやばぶき)、そこから名前がついたとか。黄色い花なのに、なにか物悲しく見えるのは、この寒さのなか日陰で咲いているからでしょうか。


ああ〜錦織選手、残念でした。全英、全仏に期待しましょう。

コメント

何年か前、大磯にある旧島崎藤村邸を訪ねたとき
こじんまりした庭にツワブキやミズヒキが咲いていました。
小さな野の花を藤村は好んで縁側から眺めていたといいます。
いまも静かな時間が流れているようで、
そんなことを思い出しました。

A)
ツワブキはキク科だから、黄色の花なのか・・・。
でもなぜ白ではないのか。
見慣れれば、黄色は当たり前のような色だけど、しみじみ不思議。

と思いながら藤村のように年を重ねて行くのだろうか・・・

2012年1月27日 02:14 |

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