ヤマブキ(山吹)


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ヤマブキが光を集めて眩しく揺れている。花の名前が色だなんて、ファッショナブルで羨ましいネーミンだ。桃、藤、スミレも色のイメージはできるけど「ヤマブキ」のインパクトは半端じゃない。なんせ、大判小判もヤマブキと言われたくらいだから、赤味の強いこの黄色は、エネルギッシュで、なんとも魅惑的だ。ヤマブキは万葉の時代から、春の花として日本人に親しまれた植物。群生するこの色が山を覆えば、まさに山が吹き出すように映ったに違いない。



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週末また、雨が降りそうな気配。緑には甘雨かな。



コメント

こんにちは
ヤマブキ良く茂っていますね。
ヤマブキを見ると思い出すのは、
「七重八重花は咲けども山吹の実の(蓑)ひとつだになきぞかなしき」   
懐かしい古歌ですね。
家は黄色の八重咲と、白の山吹です。白も清楚な感じで好きです。

A)
道灌が、鷹狩りで蓑を借りようと貧しい家に願いでたところ、
少女からヤマブキ一輪を受けた話。
偶然ですが落語か講談のなかで、聞いていたことを思い出しました。

貧しい農家の娘にこの歌の意味が分かっていたのかは
疑問ですが、美しい話であることに間違いはありません。

菊や水仙も、白と黄色で花のイメージが変わりますね。
白の山吹が玄関までの小径に咲いていると、
気持ちが少しずつ正されていきそうです (^^♪


2012年4月21日 12:46 | たま

學生時代春休みに近くの川に釣に行くと、よく山吹が群生して居たのを、思ひ出しました。今、そんな季節なのですね。
山吹色で「主も惡よのぅ」と言ふ言葉を思ひだされる方も居れば「ななへやへ花は咲けども山伏の味噌一罇に鍋と釜敷き」の歌を思ひ出される方も居られるでせう。
老生なんざぁ、後者の方で、今の高田の馬場の近くで雨宿りをされた道灌さんが、家臣に農家の娘の歌は兼明親王のお歌で「貧しいから蓑一つも無いんで御座居ます」と言ふ意味だったのですよ、と諭され、それから歌道に精進した、と言ふ。だから老生だって五行歌に精進してるんで御座んすよ。

A)
あら、雅蘭洞さんもこの歌をご存知で〜(^_-)
山吹は実のつけない花だったんですね。

この歌を諳んじて、タイミングよく歌うと
場の雰囲気を山吹色に染めるかもしれませんねえ〜

五行歌が生まれてくる落ち着いた日々を過ごしたいです (^^;)

2012年4月21日 16:52 | 雅蘭洞英齋居士

春は、やはり花の写真がいいねェ〜!

先日はたくさんにごちそうになりました。細麺が良かった!・・・
こちらで御礼申し上げます。

翌日は、まず山種美術館へ・・・やはり『桜さくらSAKURA』は最高でした。
奥村土牛、東山魁夷、小林古径、そして加山又造のあの『夜桜』をナマで観られるとは・・・
それにしても山種美術館は豪気だね!あれだけの作品をほとんどノーガードで展示するとはね!
おかげさまで、舐める様に何度も観て来ました。

そして次に平成中村座試演会に行って来ました。
こちらでサプライズが二つ・・・・・
ロビーで中村小山三丈に会い、そして客席では隣にキョンキョンが!

それにしても、よく歩いた。
東京の人はつよいね!
我ら里の人間は普段あまり歩かない・・目の前のコンビニへも車・・という生活だからね。
疲れました!
来月は中村座『髪結新三』へ行きま〜す!

A)
春謳歌の日々でしたね。
久々の先輩のお店、美味しかったです。

山種美術館の展示は、落ち着いてみられる丁度いい点数だよね。
企画が面白く、行くたびに我が家に帰った来たような安心感があります。

さて中村座は、昼の部の勘三郎を観たいけど、お値段も良いからなあ〜
そて、隣にキョンキョンとは!?
そっちも気になり、目が忙しかったのでないか!(^o^)/~ 

2012年4月23日 04:37 | 権之助

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