リラ
アササンをしていると花の香りがアチコチから漂ってきます。これはライラックの花。すれ違いざま、呼び止めるように独特の香りが漂いました。ふるさと札幌では皆リラと呼んでいます。
さて、ゴールデンウィークをどうお過ごしでしょうか。毎年のことですが、混雑する遠出を控え、身近な所で楽しむことにしています。三連休は、美術館とコンサート、そしてテニスと上手く組み合わせることができました。
初日は山種美術館恒例の「桜さくらサクラ展」。好きな作家である奥村土牛と加山又造の対称的な作品をじっくり見たことで、日本画のもつ奥の深さを改めて感じました。花びら一枚一枚を丁寧に描き上げる作家たち。気が遠くなるような幾千もの花びらは、幻想的で優美な世界をつくりあげていました。
一昨日は世田谷フィルコンサート。尾高忠明氏による指揮の下、武満満「波の盆」、モーツアルト「ピアノ協奏曲」、ショスタコーヴィチ「交響曲」が演奏されました。交響曲の後半、第4楽章では、さまざまな打楽器が二階席まで響き渡り、ロックコンサートにいるような興奮が湧きおこりました。
土牛の代表作といわれる「醍醐」
演奏前には打楽器によるロビーコンサートがありました
2012年5月 1日 14:02 | カテゴリー: 歩キ眼デス
コメント
もう「リラの花咲く頃」になったのですねぇ。この歌は寳塚歌劇團の「パリゼット」と言ふ歌劇で「すみれの花咲く頃」と言ふ題で唄はれ、大流行して、今では寳塚の校歌見度いになって居ますが、元々はオーストリヤの歌で歌詞も獨逸語ですから、純粹のシャンソンとは言へませんが、アメリカでも「白いリラの花咲く頃」と言ふ題名で唄はれて居ます。
良い歌は何時も世界中でその國の言葉に譯されて唄はれて居て、皆がさふ言ふ心で一つになれば、平和な地球になるのにねぇ。
A)
リラが札幌の大通り公園に咲くと、街中がその香りに包まれ
風が吹けばビルの中にも入ってきます。
白とピンクがあって、どちらからがより強く香ります。
そして道内各地で「ライラック祭り」のイベントが始まれば、
北海道に初夏の訪れです。
先日、宝塚の入学式で多くの乙女たちが、感動の涙を流しておりました。
これから始める試練もなんのその。
やがてこの歌を高らかに歌うんですね〜
そういえば、岡本篤郎がとろけるような声で、リラの歌を歌っていましたね。
両親が聞き入っておりました。
懐かしい思い出です。
「リラ冷えの街」という小説もありました。
2012年5月 1日 16:41 | 雅蘭洞英齋居士
GWは 外出は控えている一人です。
でも 「山種美術館」の「さくら」は気になります。
まだ 開催していますよね~ことし最後の花見を美術館でするのも
良いかな~と考えたりしていますが・・・
A)
こんにちは。
今年の桜を楽しんだ後だっただけに
山種のコレクションはどれも素晴らしい作品ばかりでした。
ひとひらそれぞれに濃淡をつけて、透き通るように、融けこむように
桜への想いが込められています。
近くに寄ったり離れたり・・・・。
絵の中の桜は、妖しく幽玄であったり、絢爛であったり、
日本画家たちにとって桜は素晴らしいモチーフなんでしょうね。
2012年5月 2日 09:39 | おかいこさん
山種が九段上にあった頃、会社も近かったので
取材と称してよく見に行ってました。
この時期は千鳥が淵の桜とともに
「さくらさくら」展で見る土牛さまの「醍醐」が
私にとっての春の象徴。大好きな絵です。
(「鳴戸」はもっと好き♪)
広尾に移って「さくら~」展がなくなったのは残念ですけど
いい展覧会が続きますね。
A)
毎年、続いてきたこの桜〜展も
今年で終わりと聞き、しっかり記憶しておこうと
時間をかけて見ました。
土牛の「醍醐」は、他の絵と構図も違うし
色合いもまさに土牛の浮き立つような色彩でため息が出ます。
こんなに柔らかにものを見つめることができれば
人生どれだけ楽しいでしょう。
山種の企画展には、いつも暖かさを感じます。
これは日本画の魅力なのでしょうか。
2012年5月 2日 22:15 | 空
こんにちは、
連休は田舎に行っていました。
美術館やコンサートで楽しまれたそうで良かったですね。
ライラックのお花綺麗ですね。
北海道に旅行した時どこの家の庭にもこの花が当然のように
植えられているのを車窓から眺めていいなぁて思ったことがありました。
花屋さんで苗木を見つけて買って来て植えましたが北海道で
眺めたようには花数も付かず5年ほどで枯れてしまいました。
やはり気候風土に合った木はそれぞれにあるのだと思った事でした。
写真のリラは近くで撮られたものなのですか?
見飽きない可愛いお花ですね。
A)
こんにちは。
お久しぶりです。
ライラックは、大きな道路の側にひっそりありました。
誰もライラックとは気がつかないはずです。
記憶のある匂いで、振り向き確認しました。
まあ、こんな所になぜ!?と思ったくらいです。
植物には適正な環境がありますね。
静岡に家を建てた友人に白樺の木を送りましたが、4、5年で枯れました。
自然はその地に行って、楽しむというのが良いのかもしれませんね。
2012年5月 7日 15:13 | たま
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