アメリカンスロープ



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磐梯山のほぼ中間くらいから猪苗代湖に向かって、長い下りがスキー場の中にある



磐梯山の帰り道、うんざりするほど長い猪苗代スキー場を下りていたら、ふるさと札幌にあった幻のスキー場のことを思い出した。昭和30〜40年代の頃だろうか。誰が付けたのか、「アメリカンスロープ」という名のスキー場が藻岩山の麓にあった。なんとハイカラな名前だったのだろうと、今も懐かしく当時のことを思い出す。当時の小中高には、スキー遠足という授業!?があって、昼食とおやつを持ってスキー場で一日を過ごす。アメリカンスロープといってもリフトなんかない。到着すると生徒はスキーを装着して並び、斜面の雪を踏み固めながらゆっくり下りていくのだ。当時そこは地崎組という会社の広大な所有地だった。たぶん市がスキー場として借りていたのだろう。スキー上手は楽しかったが、苦手な生徒は転んでばかりで辛かったに違いない。吹雪の日の昼食時は、動物のようにみんなが寄り添い、冷たくなったおにぎりを黙々と食べた。週末もスキーを抱えては、友人同士で暗くなるまで滑った。
今は市街を一望できる高級住宅地となっている。あの時のみんなは、アメリカンスロープのこと、知っているのだろうか。



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一歩踏み出すごとにたくさんのトノサマバッタやイナゴ、コオロギが翔ぶ、飛ぶ、跳ぶ


コメント

スキー遠足!私も小学校の時、一回だけ行きました。
バスで行くのですが、なんか雪とか山とかの歌をみんなで何回も歌った記憶があります。しかも雪山は初めての子が多く、みんな背中に新聞紙を入れてました。もちろんリフトは乗らず、自力で登ります。
スキーは大変と思いましたが、大人になって行って、リフトで登って
滑るのは楽しいので、結構嵌りました。
アメリカンスロープ!洒落た名前ですね。
そんな名前の所を滑ると自分もお洒落になった気分になりますね!恐ろしや!ネーミング効果(笑)
ロッジでコーヒーアメリカン飲んだら、完璧ですね😜

A)
スキーが嫌いでは、冬の北海道ではつまらないものになります。
子供は誰も、犬ッコロのように雪のなかを転がって遊んでいました。
リフトなんて確かに大人になってから〜
子供の頃は、考えたことありませんでしたね。

さてアメリカンスロープ!
なんか可笑しいでしょ。アメリカにスキー!?

ヨーロピアンスロープなら分かるけど。
アメリカが、きっとモダンだったのでしょうね〜(^_-)
懐かしい名前を思い出したものです。

2012年8月21日 13:40 | かに

そう、なぜアメリカンなのか?
疑問はすぐにググッれ!!!

2秒で答えが出ました。

http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01001081205010002

三浦雄一郎氏の名前も見えます。

歴史は面白いネ!

A)
いやはや、これはこれは〜
ビックリ!じつに面白い!
(1)〜(6)まで全部読んでしまった。

なるほど、進駐軍の仕業だったんだ。
このジャンプ台に上がって、高所恐怖症であることが分かった。
恐ろしい高さだった・・・。

終戦の翌年にスキー場!!〜
食べ物がない頃にねえ。アメリカは凄い!
たしかにそれは「アメリカンスロープ」と呼ぶだろうなあ〜

ナットクでした。


2012年8月21日 16:05 | 権之助

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