合田草 (ごうだそう)
北海道では野生化して道端に咲いているらしい
珍獣という言葉があるが、植物の場合は何というのだろうか。珍花?先だって帰郷した際に、菜園作りに熱をあげている弟から、不思議なドライフラワーを見せてもらった。「ナンダコレ!」。「北海道にしかない新種かね」などと言いながら、とりあえず写真を撮って、早速、権師匠にメールすると〜「合田草 (ごうだそう)もしくは大判草」という返事があった。調べてみると、110年ほど前、フランスから種子を持ち帰った合田清さんの名前をとって、合田草と命名したらしい。今では「ルナリア」という素敵な名前がある。ルナは月の意味だろうか。
葉っぱだと思っていた部分は、子房が脹らんだもので、実際の葉はギザギザとしている。まず花が咲き終わると、その付け根にあたる子房の部分が、実として平たく脹らみはじめ、やがてこのカタチになる。その後、種は実から破れ落ち、ドライフラワーが出来上がる。写真をよく見ると、確かに種の有無が分かる。昨年の春にコバンソウを紹介したが、まさか大判草まであるとは思わなかった。
アブラナ科で4〜5月には、こんな花が咲く
実は半透明で団扇のような形で育つ
2012年9月25日 11:51 | カテゴリー: 歩キ眼デス
コメント
凄く素敵!初めて見ました。楽しい形です。
ドライフラワーで飾っても楽しいですね。
透けた感じがたまらないわ。
大判!ざっくざく!
A)
行く前から凄い植物を発見したと、連絡がありました。
実際に見て、ドッキリ!
みなさん、ドライフラワーを楽しむために育てているみたいです。
コバンソウより、育てやすいかもね (^_-)
2012年9月25日 12:34 | かに
大判草は 以前からドライフラワーで見たり 育ててみたい花の一つです。
神戸の姉が 今育てています。
ドンドン増えるような話もききます。ザックザックかな?
大きな甕に 沢山生け込むと素敵ですよ~
A)
さすが〜ガーデナー(^^♪ ご存知でしたか・・・。
大判草って言っているんでしょうか。
ドライフラワーにして窓辺に飾ると、縁起が良いかもしれませんね。
どっさり飾ると、キラキラしそうです〜♬
2012年9月25日 15:50 | おかいこさん
そう、通り名はオオバンソウ!・・・ウチワグサなどという人もいます。
ハナダイコンなどのアブラナ科なのにこれだけは種の付き方が
こんなになってしまいました?
ドライフラワーの定番で花屋さんではよく見かけますが、
これが路地にあったら確かにビックリだネ!
種をもらって来なかったのかな?・・・欲しいで〜す!!!
里にちょっと異変!!!
お彼岸になるときっちりと咲くヒガンバナが、今年は咲かない・・・
ここ数日やっと涼しくなり、チラホラ見かけるようになりましたが、
これも暖冬の前触れかな?
A)
久しぶりだね。
ウチワグサは、素直な呼び名でいいね。
この花を見たときの衝撃は、ハナイカダの花を見たときと同じくらい!
南の島ならともかく、なんせ北海道の道端からね〜
彼岸花は、こちらではもう咲いている。
芽が出ると早いからねえ〜、一週間くらいで咲き始めるのでは。
2012年9月25日 21:04 | 権之助
写真見て何かしらと思いました。
小判草は作って居たことがありますので知っていましたが。
大判草があるのは知りませんでした。始めて見せていただきました。
小判草とは趣が全然違いますね。
綺麗に乾燥できたら、黄金色の大判ザックリですね。
大きめの花瓶に挿しておいたらお金に不自由しないかもね(゜.゜)
花も可愛いですね。小判草は確か花と言っては咲かなかった様に思います。
最初から草色の小判が出来てきて段々と色が黄金色になっていったように覚えていますが?
A)
コバンソウは、最初から可愛い淡いグリーンの穂ですね。
これが少しずつ黄金になっていくのを楽しむ〜
小判も大判もドライフラワーにすると、見ているだけで心がザックザク〜♬
当たり馬券のような幸せ気分になるかも〜。
2012年9月25日 21:15 | tama
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