北岳(4)
夜、風の音を聞きながら8時に眠る。疲れているのに睡眠が浅い。レム睡眠を何度か繰り返している。
朝5時起床。小さなリュックに水とスナックを入れて、間ノ岳を目指す。稜線をお散歩気分で往復するはずだったが、風と寒さでピクニック気分が吹き飛ぶ。谷からせり上がる風は、音をたてて顔に当たる。手袋をはめ、毛糸の帽子を深めに被っていても強烈な寒風が全身を打つ。鼻水が止まらない。その鼻水を風がさらっていく。なんか面白い。
東を見ると雲海の遥か向こうが赤く染まっている。チラチラ目をやりながら進んでいく。雲が厚くて日の出は無理だ。
しかし陽が上がるにつれ、雲間からの光が下り水墨画のような富士が現れた。
振り返ると北岳山荘がすっかり小さい
雲海の下の富士のラインが美しい
風が強い。突飛が吹くと反対の谷へ飛ばされそうだ
ついに百名山72座目、間ノ岳に登頂!
2012年10月18日 13:02 | カテゴリー: 歩キ眼デス
コメント
おおっ〜スンバラシィ〜ネェ!!!
特に一枚目がいいね。
これがあるから登るのだろうなっ!
がんばって一眼レフを持って行ったようだネ。
標識にある『特種東海製紙 社有林』が気になって調べてみた。
http://www.tokai-pulp.co.jp/company/syayurin.html
標識、トイレ、山小屋、登山道・・・すべてを民間企業が管理しているようだ。
・・・すごいね!!!
A)
本当だ!これはビックリ。
たぶん知らない人が多いと思う。
国との関係性は、どうなっているのか・・・
まあ、考えようによっては、民間の管理の方が良いのかもしれない。
尾瀬を預かる東電はどうしていくのか。
こちらは心配・・・
一眼レフいいね〜
朝焼けの真っ赤な色が出なかった。オートでは出ないのかな!?
2012年10月18日 15:04 | 権之助
今日の写真も素敵です。
保存させていただいても宜しいですか。
アップにして見ると雲海が素晴らしいですね。
五行歌も楽しみにしています。
A)
雲海の上の富士山は、素晴らしいものでした。
権ちゃんがいうように、こんな瞬間こそ「なぜ山に登るのか」の答のひとつです。
写真を年賀状に使ってください(^^)V
なんて(^^;
歌、作り始めました・・・
感動が大きくて、抑制できません〜
2012年10月18日 15:13 | tama
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