セイタカアワダチソウ


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夕日を浴びているネコジャラシの写真を見ていたら、先日新聞に出ていたある記事を思いだした。福島県の作付けできなかった水田や畑が、セイタカアワダチソウに覆い尽くされているという記事だ。小さなカラー写真には、田畑の区画一杯に、セイタカアワダチソウの黄色が広がっていた。
「もうここは荒れ地なんだね」と判断したセイタカアワダチソウが、警戒区域の田畑を黄金色ではなく、黄色に覆い尽くしたのだ。

人が手を加えなくなった田畑は、すぐに自然の元に返る。しかしこの風景は、何を物語っている。セイタカノッポの原発政策の末路はこうなるのだよと嘲笑うかのように、セイタカアワダチソウは悠然と咲き続けていた。



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コメント

セイタカアワダチソウと言ふのは、確か進駐軍がアメリカから(自然の内に服等に付けて)運んで來た外來種ですよね。
敗戰直後、よく鵠沼海岸の驛の脇等に見慣れない背の高い草がどっさり生えて來て、新聞等で、日本古來の植物より繁殖力が強く、本來の日本の草を追ひ出して、我が物顔にのさばって來た、と論評して居ました。
その頃はパンパンガールも我が物顔に進駐軍の兵隊と腕を組んで、僕達を見下した様な顔をして歩いて居たので、子供心にも「こんな女ぶっ殺すぞ」と思ひましたが、今、考へると、何も好き好んでパンパンに成った人ばかりでは無く、子供達のミルクの爲に體を張って、必死に生きて居たのかも知れない、と思ふ様になりました。


A)
先日、101才の登山家でもある安藤久蔵さんの講演会で
シンガポールの捕虜生活から復員して来た彼は、品川駅でパンパンガールの姿を
見たときに、なんのために戦い、なんのために仲間が死んでいったのか、
哀しくなった、と言っておりました。

でもみんな食べるために必至だったんですね。
戦後、子供たちはだれも痩せてガラガラだったと、浅田次郎も供述しています。

水が無くなってしまった乾いた田んぼは、セイタカアワダチソウの住処にうってつけ。
どんどん浸食していくのでしょうね。
元に戻すにはまた、大きな力が必要になります・・・・。


2012年10月26日 16:04 | 雅蘭洞英齋居士

久しぶりのISS情報です。

29日 18:29:30 北西〜 18:32:00 西北西〜 18:32:00 西北西
30日 17:40:30 北西〜 17:43:30 北東〜 17:45:30 東南東
11月1日 17:38:00 西北西〜 17:41:00 西南西〜 17:44:00 南

29日は例の真上付近でパッと消えるパターンかな?
関東は30日、関西は1日が良いようです。

A)
お〜〜久々のISS!
セイタカクシテミマショウ

前回もパッと消えましたなあ〜、不思議で面白かった・・・
29日は角度もまあまあ、よろしいようで (^_^)/~ 

2012年10月26日 16:46 | 権之助

セイダカアワダチ草は線路や休耕田の
空いているところであれば無防備に侵入してきます。
眼科に行くとアレルギー反応が出る草として
挙げられています。

外国から入ってくる雑草は繁殖力が有り過ぎて
日本本来の美観が崩れて行きそうであまり好きではないです。

A)
名前が、もう堂々と舶来ですよね。
春はスギ花粉で鼻詰まり、秋はブタクサでクシャミ・・・
悩まされています・・・(+_+)

花でも繁殖力の強い種類が増えていますね〜
いまの時期ならランタナ。色を変えて咲いています。

2012年10月26日 17:12 | tama

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