菊花壇展
全国的に雨模様だ。迎賓館前の緑が色づいている。先週末ここを訪れる前に、新宿御苑に立ち寄った。ちょうど園内では菊花壇展も開かれていて、秋の雰囲気が漂っていた。じつは菊そのものは好きなのだが、造形物にするというのがどうも苦手だ。花はなるべく雑作しないものが美しいと思っているので、どう評価して良いかが分からない。きっと菊好きのある御仁と腕の立つ庭師による酔狂な遊びが発端で、今日まで残っているのだろう。桜や薔薇、菖蒲と同じように、菊もさまざまな姿に品種改良されている。花を見て、なんの仲間か解らなくても、葉を見ればおおよそ種類は分かる。と言っても、分かるのは菊と百合くらいだが・・・。
たった一本の茎から、これだけの花を咲かせているのは、凄い!
錦糸卵を思わせる「伊勢菊」
真ん中の頭が特長の「丁子菊」
触手みたいな花びらの「嵯峨菊」
2012年11月 6日 12:20 | カテゴリー: 歩キ眼デス
コメント
昨日は 迎賓館
本日は 菊花展 と 思いがけなく 菊の美しい姿にも
お目にかかれて満足です。
外は 冷たい雨が降り続いて休息日和?しています。
A)
晴耕雨読でしょうか。
たまの雨は、ホッとさせてもらえますね。
明日はからっとした、秋晴れのようですよ。
2012年11月 6日 16:10 | おかいこさん
最上の写真の菊何個の花が付いているのでしょうね。
ここまで来ると芸術作品ですね。
自然を愛でる人にとっては、かけ離れた存在の様に思います。
本当に美しいもの・綺麗なもの・心揺さぶられるもの
は手を余り加えないものと思っていましたが、
それは古臭い思いなのでしょうか?
A)
誰が見ても美しいと思うものがあります。
でも、見る側の度量も試されるものもありますよね。
昨日読んだ本に「花實雙美」という言葉がありました。
人の美しさはこうあるべき と言っているのでしょうか。
花一輪も美しいと思いますが
活け花を見て、活けた人の思いを想像したくなることがありますから
どちらも、良いかなと思っています。
花のような人とは、静謐で振る舞いの美しい人、でしょうか (^^;)
2012年11月 6日 16:10 | tama
一本の茎から、こんなに沢山の花が咲くのですね。
私と言う、ひとりの人間から、こんなに一杯のいろんな花がさけばいいのにな。
まぁ、こんなに行儀良く並ばなくてもいいけど。
錦糸卵菊、ちらし寿司が食べたくなります!
A)
しゃがんでスカートのような下を覗いたら、あら!
一本のやや太い茎が伸びているだけ。
長く伸びているそれぞれの菊の茎を辿りましたが
絡んでいるので様子が分からず・・・。
やはりあの茎1本が元なんでしょう。
一度見て確認してください。
菊の香りは良いですね〜(*^-^*)
2012年11月 6日 21:22 | かに
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