四阿山(その2)
下品なピンク色の目印の何と心強いことか
おいおい、雪が深くなってきたじゃない。大きなリュックを背負った若者二人が、途中追い抜いていったが、彼らの足跡が半分消えている。まだ目印のリボンが分かるから良いが、ガスがかかるたびに不安になる。若者らの足跡を用心深く目に止めて、山頂を目指す。雪がさらに深くなり、一歩が膝まで沈む。足を抜いてから次の踏み跡に・・・どうしてもスピードが落ちる。そしてこのコースおかしいのではないか、と思った時に、足跡が消えた。えっ!?。若者らは、そこでUターンしていた。そうだよな〜とホッとする。どこまで戻るのかな。新たな踏み跡を見つけ、彼らを追う。一人だったら、とっくに下山していただろう。彼らは凄い、ここをもう何度か登っているのだろうか。それでなければ、雪を被った樹林の間を進めるわけがない。深い雪は、体力を消耗させる。やがて雪原に人影を見つける・・・。
追い抜いていった若者の姿がポツンと見える
どっち!? 踏み跡も消えかかっている
踏み跡が深い
えっ、ここを登るわけ〜
もう、どこを歩いているか分からなくなる
雪原の向こうに人影!
2012年11月20日 12:04 | カテゴリー: 歩キ眼デス
コメント
写真を見ているだけで、体がぞくぞくっとしてきます。
これだけも降りしきる雪の中をよくぞ登られましたですね。
お連れさんがあって良かったですね
赤い目印はその人たちがつけて下さったものなのですか。
雪山は美しいけれど危険も背中合わせです。
無茶しないでくださいね(~_~;)。
A)
山道には、リボンを結んだり、岩に丸くペイントしたりして
ルート上にいる事を伝えます。
ただ多すぎたり、派手なピンク色だと、景観を悪くしているので嫌なのですが
今回だけは、なんとこのピンク色に助けられたた事か。
ご心配をかけましたが、
今年度はもう雪山は、終りです (^^ゞ
2012年11月21日 08:25 | tama
ひえ~~・・・
里は紅葉まっさかりなのに、まさかの雪景色!
なぜに登るのですか?(いまさらですが・・・)
その1の幽玄な写真、好きです。
A)
そうなんです〜
ここまで降り積もっているとは、予測できませんでした。
途中で引き返す事も頭にあり、どこかでキッカケを作りたかったのですが
目の前に踏み跡があると、どうしても追いていきたくなるんですね。
なぜ登るか・・・「羽がないから」
なぜ走る・・・の短歌だったかな。
そんな歌があったようだけど (^^;)
走りたい、泳ぎたい、飛び込みたい、人にはそんな
装置が埋め込まれているのかもしれません。
幽玄な写真、今日も登場します (^_-)
2012年11月21日 11:35 | 空
この二人は神様の使い人だね。
ここで見失っても、きっとまた目の前に現れ君を下山へと導いてくれたはずだ・・・???
という事は、まだ君は神様が『まだ来なくていいよ〜!』と言っているのだ・・・???
だからと言って過信してはいけない。
私は・・・先週からの冷え込みで背中を痛め、只今通院中・・・やっとこさ自力で行ける様に・・・
・・・どうだ、スゴイだろ〜〜〜
A)
どうだ、すごいだろうと言われてもねえ〜
どうやら、カラダの温度差が違うようだねえ〜
と言うしかないじゃないの。
でもかなり酷そうだね。入浴くらいでは、治せないの?
さてこの二人は・・・
続きはこの後見てね〜 (^_-)
2012年11月21日 14:38 | 権之助
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