サクラサク
入学予定の中学生だろうか。父母と正門から出てきた。皆重そうなバックをもっているので、教科書一式がその中に入っているのかもしれない。どの親も若々しい。ここは明治大学付属高等学校の前。入学を祝うかのように、一本の早咲きの桜が満開で、見上げる誰もがほころんだ顔になる。ここから東中野駅までの沿線にソメイヨシノの並木が続く。
さて?である。何故この正門前の一本だけが早咲きなのか。怪しいのだ。想像してみた・・・ある晩、切れ者といわれる教頭が早咲きの苗木一本をもって土手に入り、ソメイヨシノの苗木と取り替えたのではないかと・・・。
2013年3月12日 13:02 | カテゴリー: 歩キ眼デス
コメント
どなたの仕業?なのか・・・心にくい演出で
合格を祝う「早咲きの一本桜」
素晴らしいの一言です!
A)
そうなんです。
この一本だけ!正門前ですからね( ^~^ )/
2013年3月12日 14:08 | おかいこさん
戰後に杉林の面積が急激に増えたのは知りませんでした。
僕達が「お山の杉の子」と歌って居たのが生長したのですね。
サクラサクと聞くと「櫻咲く櫻の山の櫻花、咲く櫻有り、散る櫻有り」と言ふ常磐津の「關の扉」の科白を思ひ出してしまふのですが、奈良時代には「はな」と言ふと梅でしたが、何時の間にか「はな」と言ふと櫻に成りました。
或人が調べたところ、萬葉集には梅100櫻40、古今和歌集には梅40、櫻100と詠まれた數が逆轉して居るので、平安時代以降、花の意味が逆轉したのだらふ、と。
今は「花」と言ふと「女人」を意味する? 願はくは 花の膝にて 春死なむ その着更衣の 餅肌の上
A)
春は桜!と思っていましたが、梅は蕾の風情もよく
春待つ想いを長く感じさせてくれます。
歳を重ねると花への想いも変わるものですね。
最後は都々逸ですでしょうか。
チントンシャ〜ン と三味の音まで響いてきそうな
春の極楽浄土〜♬
2013年3月12日 16:38 | 雅蘭洞英齋居士
一本の正門前に咲く早咲きの桜・・・
どんな思いで植えられたのでしょうかね。
眺めていても希望が溢れて来そうです。
早咲きも良し・・大器晩成も良し・・・
A)
親御さんが皆眺めていましたよ。
春一番でしょうねえ。
そうです、人生は長い。
大器晩成を目指す生き方が幸せなのかもしれないと
この歳になって分かることです・・・シミジミ (^^;)
2013年3月13日 09:36 | tama
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