風立ちぬ
遠くから見るとモソモソと動くので、初めは鯉かなと思った
風雨が強い週末だった。外歩きをすっかり諦めていたので、日曜日の朝、雨があがって日が射してきたのにはびっくり。カメラや双眼鏡、地図などをリュックに入れて、野鳥の多い善福寺公園に出かけた。春の嵐がまだ通過中なのか、絶え間なく風が吹いている。桜はすっかり花を失って、なんとも弱々しい姿。緑をつけ始めた柳は奔放に揺れ、水面のハスの葉は風に拾われて、ヒラヒラと舞い立つ。ラクショウもすっかり実を落されて新芽だけがクッキリ。空のチリも一掃されたのだろう。夏雲を思わせるような真っ白な雲が遠くに見えた。
ラクショウの木の下には、こんなカタチの実がたくさん落ちていた
2013年4月 8日 14:28 | カテゴリー: 歩キ眼デス
コメント
ラクウショウは、秋には緑色の不思議な実を落とします。
太古の樹は不思議がいっぱい!
A)
その緑の実が一冬越えて、風で落とされた。
もう足の踏み場がないほど・・・
カリアゲ君になったけど、また実をつけるね (^_-)
2013年4月 9日 01:17 | 空
「風立ちぬ」で、はっと亡くなった母の事を想ひ出しました。
堀辰雄は幼い頃、浅草の母の家の傍に住んで居ました。
それで、彼の幼年時代を描いた自傳の中に、母の事が遊び仲間として描かれて居るのです。勿論名前は書いてありません。
岩波文庫に有ったので高校時代に買ったのですが、此の間、探したのですが、どうしても出て來ないのです。本屋で探して居ますが、今の處、中々出會へません。
孝行をし度い時には親は無し。
A)
雅蘭洞さんの思い出に繋がって何よりです。
不思議なもので、若い頃の母は今頃になって現れてきます。
雅蘭洞さんから昭和の景色がポンポンと飛びでてきますね。
お母さんの遊び仲間が堀辰雄!
ぜひ自伝をまとめてほしいものです。
「風立ちぬ」の本、見つからなかったら、アマゾンで求めてはいかがですか。
2013年4月 9日 08:39 | 雅蘭洞英齋居士
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