コボウズオトギリ(小坊主弟切)


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この花の名前がやっと分かった。「小坊主弟切」。花はビヨウヤナギに似ている。黄色い花が散ると、すぐ赤い実を付けるようだ。小坊主とは、この丸い実からきているのかもしれない。弟切だって凄い字だ。でもこれはオトギリソウのこと。調べると「この草を原料とした秘薬の秘密を漏らした弟を、兄が怒りのあまり斬り殺したという伝説からきている」という。まあそんな話を、この花と実は知ってか知らぬか、じつに明るく可愛い。


コメント

小坊主中々面白い名前ですね。
この赤い実は見たことがありますがこんな綺麗な花が咲くとは知りませんでした。
本当にビヨウヤナギニ似ていますね。
花も綺麗だから実も美しいのかな。人間も同じなんだなーと、ふと思いました。

A)
「ビヨウヤナギ」の文字をクリックすると、花が見られます。
同じ仲間なんですね。
雄しべが元気で面白いです。

2013年6月21日 16:04 | tama

小坊主と言ふのは可愛らしい名前ですが、弟切草の由來を聞くと怖く成りますね。それで思ひ出したのですが、新潟では次男の事を「もしかあんにゃ」と言ふのださふです。
 
其の心は「若しかあんにゃ(兄)に何かあったら兄に成る」と言ふ事ださふで、これも何だか怖いですね。

A)
そうですか〜、その言葉で思い出したエピソードがあります。
戦地から帰らなかった兄嫁と一緒になった次男・・・

ところがずいぶん経ってから、帰還した兄〜
誰も咎められない・・・すべては戦争が起したこと・・・

2013年6月21日 17:47 | 雅蘭洞英齋居士

カワイイ!
でも、どんな薬効があるのかしらん?

最近のアルキメ先生の植物図鑑は
勉強になりますわ。

A)
こんな一文がありました。

晴頼とよぶ鷹匠があり、鷹が傷つけば草の汁を塗ってたちまち治した。弟がその秘密をもらしたため、晴頼大いに怒り、弟を切る。人々、憐(あわ)れんで、“弟切草”と名づけた。

2013年6月22日 00:56 |

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