岩手山(3)
思わず歌いながら、歩きたくなります
岩手山を下山した翌日、早起きして秋田との県境にある八幡平に向かう。山頂周辺には、雪が残り、遅い春が顔を出していた。木道の側には水芭蕉やショウジョウバカマが咲き始め、コバイケイソウも大きくなっていた。今年は雪が多かったらしく、湿地の花は今ごろお目見えだ。ブルーシャトーでも歌って、いくつかの池を歩きたかったが、もち時間が少なくなっていた。
遠くの岩木山を眺め、今回の山道をもう一度辿って、しっかり映像を引き出しに入れる。都会での出来事はほとんど忘れるのに、不思議と山の記憶だけは残る。じつにおかしな頭だと思う。
これからどんどん咲き始めるのだろう、ショウジョウバカマ
コバイケイソウの花が吹き出した
池にも雲が流れていく
岩手山ともお別れ〜ありがとう
想い出の花をもう一度。上から、チングルマ、マイヅルソウ、シラネアオイ。
2013年7月 3日 12:54 | カテゴリー: 歩キ眼デス
コメント
どの花もみな綺麗で本当に素敵な所なんですね。
美しい山の風景は中々忘れられないものです。
山には登りませんでしたが、東北・北海道に旅した風景は今でもくっきりと残っています。美保路峠・奥入瀬渓谷・洞爺湖・ 摩周湖等々とても綺麗でした。
今回コマクサ・シラネアオイ・チングルマが印象深かったです。
A)
懐かしい地名が沢山出てきました。奥入瀬は、まだ歩いていません。
コマクサ・シラネアオイ・チングルマ。
それぞれの姿に相応しい名前で、何かピッタリ!
さてしばらくは、仕事に集中です〜 (^_^;)
2013年7月 3日 15:18 | tama
撮れたての、山の、美しい写真、見せていただきました。この季節、こんなに沢山の花が、一気に咲いているのですね。凄いなあ。花図鑑が一冊できてしまいそう。
耳で名前を聞くと、すぐ、分かりますが、カタカナで字を追っていくのが大変。本当は漢字の名前が付いているのですか?名前にも意味があるんじゃないかなと思うのですが。
桜、サクラ、梅、ウメ、やっぱり漢字のほうが分かりいい。
A)
花の時期は、人が多くて長く敬遠していました。
とくに梅雨明けの白馬なんかは、人の声のなかに花があるようで・・・
でも今回の岩手山は少なかったですね。
さて花の名前を漢字にすると
珍車(稚児車)、白根葵、駒草、舞鶴草となりますが、どうでしょう〜
2013年7月 3日 21:45 | ~ふ~
一枚目の写真。憧れます。
私は水芭蕉を見たことがないかもしれない。
記憶にありません。
そんなことが凄く不幸なのではないかと、思えてくるくらい、いい写真です。
木道と夏雲。いいな。小さい頃、こんな風景を見られなかったので、映画の中のお話でした。
どこにでも行けるように大人になったので、色々な風景に出会いに行かないと、いけないですね。
「不思議と山の記憶だけは残る」いいなぁ。そんな記憶。
A)
良いでしょ、この写真。
水芭蕉が声をかけているように見えます。
そして青空が出ると、沼の池が輝き、夏の賑わいが〜
ここは誰でも行けますから、ぜひどうぞ。
2013年7月 4日 12:12 | かに
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