花火大会(2)
\歓声/
アナウンスが流れると、シュルルル〜と一本の花火が打ちあがって、歓声が広がった。しかし、パ〜ンと小さな音がしただけで、白い煙が北東に流れていく。そうか、風の方向を確認しているんだな。その煙を追いかけていると、最初の花火が大空に炸裂した。そして遅れて腹に響くドーンの爆裂音。目の前の小さな子二人が、すぐに両耳を塞いだ。たぶんあまりにも大きくて、ビックリしたのだろう。たしかに凄い重低音だ。次々に花火は打ち上がり、声と破裂音が重なり合う。
次々に瞬間アート
アナウンスは、次上がる花火のパトロンを伝えているが、声が割れてよく分からない。ええい、そんなのはどこでもええわい。早う上げんかい!と、なぜかテンションが上がっていく。すると、じゃかましいわい!っと、ドドドンドン、ピカピカピカ、ボンボン、そしてドカーンと尺玉が夜空に広がる。お〜〜感嘆の声も夜空に上がる。
\感声/
\喚声/
光の魔の手が闇から伸びてくる
昔々、父の肩車で観た遠い想い出・・・
2013年9月 3日 11:43 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
コメント
「闇から伸びる光の魔の手」とは上手い表現ですね。感心しました。
僕は以前知り合ひが屋形船を仕立てて隅田川の花火を見に行ったのですが、晝間明るい内に行っていい場所を取って置かなければならないので、未だ太陽が頭上にカンカン照って居る内に大川へ出て、場所取りを濟ませ、暗くなる迄、カラオケや酒盛りをして居たのですが、僕は飲む内にゆらゆら揺れる心地良さについウトウトして、目が覺めたら、花火が終って居た事が有りました。
浅草の家に居た時は、家の物干し臺から皆で花火見物をしました。
下町ですから、隣の家も物干し臺に出て居て「やぁ今晩は」こんな風景が戰が激しくなる迄は見られたものです。
A)
僕も江戸川の屋形船で見た時がそうでした。
天ぷら食べ放題、ビールをじゃんじゃん飲んでいるうちに、
眠たくなってしまい、うつらうつらしていると、皆もいつの間にか寝ていました。
八景島でも子供たちなんか、途中で寝ていましたね。
隣の男の子は、口が半開き、目はうつろで上を向いている・・・
可笑しくて、花火と男の子を交互に見ていました (*^-^*)
花火は、物干し場から見るのが、正しい日本の夏!って感じですね。
しみじみ、良い時代だったんだなあ〜と思います。
2013年9月 3日 12:38 | 雅蘭洞英齋居士
花火の写真綺麗に撮れましたですね。
覆いかぶさってくるあの写真撮りたいですが中々撮れません。
どこでも場所とりは大変です。
それと中間の宣伝にイライラしますね。もういい加減でいいわ、 と思うくらい。
星様のようなユーモアが入ると楽しいのですがね。
何も残らないあの一瞬の美しさに魅せられのですね。
A)
花火の写真は難しいでね。
シャッターを切っても、少し遅れてしまいます。
なかなか上手く画面に入らないし、ボケるし・・・
いくつかの中から使えそうなものを選びました。
光だけの花火を見ていると、なんだか魂が抜かれそうな気持ちになりますね。
残らないものは、永遠のような気がします。
こんな歌を作っていました。
http://1c.3coco.info/5gyo/243619.jpg
2013年9月 3日 14:15 | tama
上手い解説付きの花火の写真素敵です!
数年前 みなとみらいの海上でオカリナの仲間と船を貸し切って・・・ なんと 大小さまざまな船のラッシュで 方向転換もままならず停泊中に気分が悪くなって 花火どころではありませんでした。
やっぱり 物干し場から観るのが 最高でしょ!?
A)
花火師たちの新作ものは、ユニークなものが多いですよ。
猫の顔とか宝石のような色が散りばめられたりと・・・
若い人もきっと受けようと、いろいろ考えているんでしょうね。
一瞬のために、素晴らしいことです。
物干し場で水瓜を食べながらが、正しい花火の見方でしょうね〜
お隣さんと挨拶をしながらも好いですね(^^♪
2013年9月 3日 15:57 | おかいこさん
シュルルル~~、ドドドンドン、ピカピカピカ、ボンボン、
ドカーン、 臨場感ありますこと!!
歓声感声喚声閑静おっと違った。
やっぱり関西弁ですか。
いつでもそうですけど、帰りはもうぐったり。
夏も終わりですね。
A)
喚声・・・に気がつきましたね〜(*^-^*)
いろんな花火がありました。
早く夏を惜しむ気持ちになりたいと思っていましたが
今年は
早く出ていきやがれ〜〜〜
という気分です。
しかしまあ、猛暑、豪雨、地震、汚染水・・・
国家の危機が続きますね。
どうなることやら、この国は・・・・
2013年9月 3日 20:10 | ~ふ~
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