〜の秋



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先日の台風が通過してから、一気に秋の気配。空も空気も澄んでくると、こちらまでシャンとしてくるから不思議だ。先週初めにチケットが余っているからと、テニス仲間から誘われた東レパンパシフィックテニス。おっ、いいねえ〜。世界のトップクラスが集結というので、何とか仕事をこなして金曜の午後、有明のセンターコートに駆けつけた。ビーナスVSクビトバ、ウォズニアッキVSケーバー、いずれも世界のトップ10の選手による準決勝の二試合だ。

ビーナス185センチ、クビトバ182センチ。試合が始まると、コートが小さく見えるのは、彼女らの身長ばかりではない。リターンされるボールへの反応の早さ、脚力、様々なボールを打ち返す技術。すべてが驚くような正確さで、相手のベースライン近くで様々なバウンドを繰り返す。日本の男子プロでも敵わないのではないのか〜。


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ラリーが続いて、チャンスを得た選手が思わずミスをすると、観客席から「ハ〜」と溜息が漏れた。そこで思い出したのが、二回戦で敗退した伊達公子の試合。伊達は、そんなため息を繰り返す観客席に向かって「シャーラップ」と大声を上げて抗議した。さぞかし伊達ファンは驚いたことだろう。「黙れ!かよう」っと・・・。日本人は、お行儀が良いので、ついこんな反応になってしまうらしい。「惜しい」「よし、次いこう」が、世界では正しい反応らしい。そんなことを思い出しながら、観ていたら試合は、もつれにもつれてフルセットへ。クビトバのインタヴューが始まる頃には、照明が灯っていた。すっかり寒くなってしまい、第二試合の途中で退散。秋も駆け足だ〜。



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試合後、188センチの松岡修造がインタヴューしても、目線はほぼ同じ・・・



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昨日は、恒例の世田谷フィルの定期演奏会でした
ベートーヴェンとチャイコフスキーの交響曲〜♬


コメント

「シャーラップ!」の現場にいらしたのですねえ。
数年前、ダテックがカムバックした年?の東レ、見に行きました。
そのときの勝敗は忘れちゃったけど、
復活オーラと試合後の彼女に笑顔にうっとりしてきたのを
思い出しました~。

A)
「シャーラップ!」の二回戦は、テレビで観ていました。
あの気持ち分かるなあ〜と、しみじみ・・・

今回は、クビトバが翌日の決勝にも勝って優勝。
世界の女子は誰が勝っても、不思議ではない、実力伯仲のようです。
どの大会もチャンピオンが違う。
でも今は、セレナ・ウィリアムスかな・・・

2013年9月30日 13:10 |

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