天野祐吉さん


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葉や花に残っている雨粒が、朝の光に輝いて、何とも気分の良いアササンだった。秋の晴れ間かね!?なんて〜意地悪なことを思いながら、家に帰って新聞を手にすると、コラムニストの天野祐吉さん死去の記事が飛び込んできた。えっ、先週までコラムを書いていたじゃないか・・・。
あー、また一人社会に灯を照らす人が亡くなってしまった。筑紫哲也さんの悲報を伝えられた時もそうだったが、ユーモアや洒脱のある批評家が亡くなるたびに、寂しさを覚えるのはなぜだろうか。天野さんは「人生は楽しく遊ぶためにある」と言っていたが、筑紫さんもそうだった。遊びと仕事を上手く両立させて、人生をエンジョイしていた。歳を重ねても、少年のような眼差しと問題の核心を見抜く力は、共通していた。日本を照らしていく人が消えていくというのは、何ともやり切れなく寂しい・・・。



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コメント

そうですよね!
彼のコラムは 大好きで読んでいました。
亡くなったなんて 驚いているひとりです。
的確に すぱっと 気持ちよかったですよね~

寂しくなります・・・合掌

A)
彼は「こだわり、野暮、月並み」の三つを好まなかったようです。
たしかにそんな感じが漂っていましたね。

広告が、もう影響力のないものになってしまったから、
天野さんの力も萎んでいったのかな、と様々な記事を読みながら偲んでいます。

これからを期待しているのは、やくみつる。
毒が強いけど、警鐘を鳴らし続けて欲しいです〜

2013年10月21日 18:59 | おかいこさん

天野さんの事は餘り詳しくは存知上げないが、博報堂に勤めてから獨立されて「廣告」の批評紙を發行された、と言ふ事位は知って居る。
テレビに出て居られたので、洒脱な表現で世の中を批評されて居た事は覺へて居る。享年を見たら、僕と同い年だった。最近は元氣高齡者の話がよく出るので80歳では未だ未だ若い氣がする。

心密かに社會を風刺して居た漫画家のヤナセタカシさんも亡くなったが、こちらは90歳、10歳年上だった。彼も「正義」と言ふ言葉が時の權力者に都合の良い様に使はれる怖さを口癖の様に言って居た。アンパンマンは反體制派の象徴なのだ。

A)
以前、映画の山田監督との対談を聞いていましたら、この二人は同じ水脈の人たちなのだ、と感じました。映画に批評に、ジャンルは違うけれど、弱き人たちへ温かい目を持ち、権力者に対しては厳しい目を持っていました。

やなせさんも同じでしたね。
意志を繋いでいかなければと思います。

2013年10月21日 19:50 | 雅蘭洞英齋居士

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