ソチオリンピック



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ソチオリンピックを祝うかのように、津々と雪が舞うなか競技が始まった。参加国は史上最多の87ヵ国。贅沢極まる開会式を見ていて、お金のある国は桁が違うなあと感心した。なんでもあの建物は、開会式と閉会式をするためだけに造られたという。たった一回のイベントのみに・・・。他の国では、まずありえないだろう。プーチンの並々ならぬ国家の威厳をかけたものであることが分かる。
さて入場していく選手のなかに、ジェジェと驚いてしまう肩書の人たちがいた。まずは55歳でアルペンスキーに出場するメキシコ選手。冬期は6回目で、ドイツ系貴族の末裔で愛称がプリンス。歌手や写真家で、実業家でもあるという。おいおい、オリンピックは趣味かよ〜。競争相手がいないのかねえ〜この国では、と呆れていたら、旗を振りながら歌い、案内嬢の前に飛び出していったおっさんががいた。この人は、なんでも金融業を営んでいたが失業。どん底から這い上がるにはオリンピックしかないと、選手になったのだという。えっ、そんなことが可能なのかね。どこの国だっただろう。そして現役トップクラスのバイオリニストがいたりと・・・。4年間、必死に頑張って来た選手もいれば、南の国からこんにちは〜の選手がいたり、冬期オリンピックは、お国柄いろいろなのだねえ〜。



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コメント

 何處の國でもオリンピックと言って大騒ぎをして居るが、競技日程が濟んだ後で、長野の様に、施設の維持の爲に赤字の垂れ流しにならない様に、後の使用計画をキチンと立てて置かなければ、特別都民税の増税など、と言はれても誰も拂はねぇよ。升添さん。

 あぁ言ふ一時的な催し物の場合は、見榮を張らずに掘っ建て小屋でいいんですよ。終ったら直ぐ壊して元の更地にすりゃぁいい。まして干潟を潰して設備を造るなんざぁ言語道斷。
 天野祐吉さんが言って居られた様に、「もう經濟力を誇示するなんて、時代遅れ。文化力を誇るべきですよ」

A)
全くその通りです。
ロンドン五輪では「後を先に」をテーマにして、
施設づくりのコンセンサスを取っていったと聞きます。

人生に無駄はあっても良いけど、一過性の施設には要りません。
文化の時代に移行する時がきていると思います。
欲は切りがありません〜


2014年2月11日 16:04 | 雅蘭洞英齋居士

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