怖い想い出


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このカラスウリに包まれた家には、人が住んでいるのだ・・・


昨日の落語会で、入船亭扇辰の見世物小屋の話を聞いていたら、ふと記憶の翼が広がって、父との想い出が蘇った。糊のきいた浴衣を着せられた少年は、父の手をしっかり握って、屋台や見世物小屋の軒をビクビクしながら歩いていた。上を見上げると、極彩色豊かな看板には、妖しい蛇女や奇形動物が描かれ、まるで別世界に踏み込んでしまったと、錯覚し恐怖した。
だみ声は、中に入るよう盛んに催促をする。ときどき布がチラリと上がって蛇女が見えたり、小屋の中からはオ〜という声が上がったりした。きっとその日は、怖い夢を見てうなされたに違いない。
日本にまだ社会福祉が発達していなかった頃のエピソード。

扇辰の顔が時々誰かに似ていると思っていたら、ダウンタウンの松本人志だった。あ〜スッキリ!川谷卓三にも似ているかもしれない・・・。


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ツルには妖しげなオオカラスウリの花が咲いていた


コメント

見れば見るほど複雑な花ですね~
妖艶な香りも・・・
種も不思議な形。 お財布に入れていると良いとか?

今年も半分が過ぎ
カラスウリの花が咲く季節に・・・。

A)
なぜお財布にカラスウリの種!?
お金を絡めとる〜〜〜とか

(^_-)

2014年7月 7日 17:56 | おかいこさん

見世物の樣なおどろおどろしたものは昔から子供にとっては全く異次元の宇宙だった。僕の子供の頃は流石に兩國に見世物小屋が並んで居る事は無かったが、家の番頭さんが住んで居た本郷にお富士さんのお祭りと言ふのが有って、其處にまやかしのろくろ首とか「親の因果が子に報ひ」と言った哀れな「身體障害児(片輪)」が見世物になって居たし、大きな樽の中をオートバイがぐるぐる廻って、覗き込んで居る觀衆から何か受け取ると言った藝當が有った。

 浅草の仲見世では古着屋と蝦蟇の油賣りが日替りで交替してやって居たが、毎日の樣に見て居たから解った事だった。

A)
オートバイサーカスを覚えています。
そんな昔からあったのですか。
凄まじい音をたてて、球体の木枠の中をぐるぐる回っていました。
なにもかもが異次元でした。

「蝦蟇の油賣り」といえば寅さんの啖呵売ですね〜

たいしたもんだねカエルの小便、結構毛だらけ猫はいだらけ・・・・・

こんなサイトを見つけました〜(^^ゞ

http://www.asahi-net.or.jp/~vd3t-smz/eiga/dokuson8-2.html


雅蘭洞さん、「蝦蟇の油賣り」の口上を覚えていたのでは?

2014年7月 7日 19:07 | 雅蘭洞英齋居士

カラスウリの種について、横道それ太がお答えします。
以前にもお話致しましたが、カラスウリの種はその形が『打ち出の小槌』に似ている為に、昔より縁起物として財布に入れる様になりました。
だが、私にはこれはカマキリの顔にしか見えないのだがネ!・・・どう?

A)
あら、新人さんが登場〜!?
なるほど、カマキリの顔に似ていますなあ〜。

ちなみに小生の財布は、金亀くんが7年ほどステイしていますが、ご利益はあまり無し。
むしろ、日本の流通に寄与しているようです・・・。

2014年7月 7日 20:56 | 横道それ太

グリーンのカーテンもここまで来るとなんだか異様に見えますね。空家かと思いました。家は傷まないのでしょうか?

「蝦蟇の油賣り」の物まね主人は上手でしたよ。
お酒が入ると飲み会などで良く口上やっていました。他に浪曲とか盆踊りの音頭とか上手でした。だから飲み会では人気者でした。

昨日は主人の誕生日でしたのでそのこと思い出していました。
歌や浪曲など録音しておけば良かったと思っています。
まだicレコーダー何ってありませんでしたしね。

A)
僕の父は、お見せできる芸を持っていませんでしたが、聞くのは好きでした。
とくに香具師を見かけると、声をかけずにいられない人でしたから
寅さんなんか見つけると、いつまでも家に泊まっていけ〜
なんて言ったんじゃないかな。
ご主人の楽しい想い出が浮かんで良かったです。

先日ビデオを整理していたら、父の映像がでてきました。
わずかですが・・・・

2014年7月 8日 09:25 | tama

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