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蓮は不思議な花だ。水中からひょろりと細い茎を伸ばして大きな花をつける。それも爽やかなピンク。早朝にパッと開く。花を楽しめるのは、せいぜい9時くらいまでで、午前中にはほとんど萎んでしまう。花のピンクと葉のグリーンは、美しいハーモニーを奏でる。自然界には、不似合いな色の組み合わせはないよと、教えてくれる。

蓮の花の命は短いから、その美しさは迸るようで、儚げだ。花は三日間開閉を繰り返し、四日目の午後には全ての花弁が散ってしまう。以前、古代蓮を見ていたら係の人が教えてくれた。


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花托の形状が蜂の巣に似ているので「はす」という設がある




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埼玉県原市沼の古代蓮


コメント

蓮は綺麗な花だと思ひます。僕は不忍池の蓮しか、群生して居る蓮は見た事有りませんが、夏の朝、涼しい時に見る所爲か「すがすがしい」感じがします。

 泥の中から咲くと言ふので神聖な佛樣の御座處とされますが、又、葉っぱの方は良く切れ易いし、露が直ぐに轉がるので「蓮っぱ女」なんて惡く使はれ、「蓮」としては迷惑でせうね。

 「蓮」は「蓮」ですから、人間の言ふ事なんかに惑はされず、涼しさを運んで來て下さい。

A)
はい「蓮は我が身と」と思って、涼しさを運びます〜 (*^_+)

初め、こんなタイトルで書こうかと思ったのですが、無理でした・・・(^^;) 

朝の涼しさのなか、蓮を見て一日を迎える。
この時期ならではの極上の時間ですね。

2014年7月25日 11:42 | 雅蘭洞英齋居士

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