海洋散骨


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東京湾から帰ってきました。海洋散骨の体験ツアーなるものに参加し、その流れや仕組みを目の当たりにしました。海ではなく、山だろうと言われそうですが、まずは終活の第一歩です。
勝鬨から小型船に乗ると、参加者は皆遺族になり、司会者から葬儀の流れを聞く。祭壇には故人の写真と花が飾られている。故人の好きな音楽が流れると、船内の空気がそれらしく変わる。献花を終えると、故人への思いを折り紙の鳩に書き込み、粉砕された骨と一緒に海へ投下・・・。
東京湾に浮かぶ花を見ていると、自分の骨が今捲かれたのだという気分になった。


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粉砕された骨(この日は塩)は、水に溶ける紙に入っている


コメント

不思議な、でもいつかは必要な体験ですね。

   撒かれたる己が骨片を思ふとき波のまにまに泳ぐ花びら

A)
まあ、歌まで作っていただいて・・・
これ参考にして、一つ作ろうかな。

今の気分は、自然の中に消えていくというのが良いなあ〜です。
狭い石室の中は、嫌だなあ・・・
散骨した後、海を見ていると、そんな気分になっていきました。

次は山での散骨を調べてみます・・・

2014年10月 3日 00:41 |

まだ終活体験は20年先でよいですよ。
それよりも五行歌集の本を出して下さい。
何時だされるのかと期待しております。
皆さんの心に、生きた証を残して欲しいです。
最近少し気が弱く成られた感じで心配です。
まだまだ壮年じゃぁないですか。

A)
たまさんに言われると、ぐうの音も出ません。
そうですね、まだまだアレコレ続けていくことがありますからね。
頑張りますよ〜 (^_-)

ただ人生、どんなことが起きるか分かりません。
自然に還されるのは、いいなあと思っていましたので、
今回は良い体験でした。

さて、秋は山、吟行が待っています〜♬

2014年10月 3日 09:43 | tama

 良い體驗をなさいましたね。僕も家族が多勢居たら、未だ心残りの有る鵠沼海岸の海へでも散骨して貰ひ度い所です。

 僕は此の世で餘りお役に立つ事をして居なかったので、せめて死んでからでもお役に立てば、と思って献體をする事にして某醫科大學の會に入り、死んだら直ぐ、その大學の解剖室の死骸置き場の引き出しに入る事に成って居ます。

 解剖が終ったら、今の所では、三ノ輪に有る「淨閑寺」と言ふ投げ込み寺に入る事になるでせう。恐らく、花魁が多勢居るから「わちきの部屋へお出でなんしえ」「あいあい」なんて事になるんでありんすわいなぁ。

A)
雅蘭洞さんらしいなあ〜
葬儀のあと、火葬場に向かうのではなく大学に運ばれ
学生諸君の役に立って、いつかお骨で戻ってくる。
そんなコースもあったんですね。

花魁といえば、昨日聞いた落語の一つが「居残り佐平次」。
花魁が呆れるほどの名調子で、旦那衆から贔屓にされる居残り佐平次を
古今亭菊之丞が見事に演じ切りました。

雅蘭洞さん、あの世で佐平次のライバルになったらいかがですか (^_-)

2014年10月 3日 11:08 | 雅蘭洞英齋居士

何か心境の変化でもおありでしょうか?
元気だから出来る仕舞い支度?
体験ツアーがあるなんて 知りませんでした。

A)
そうです、元気なうちにですね。
早く決めておくとスッキリするとか、狭い日本にこれ以上お墓はいらないとか
いろんな思いはあったのです。

山なら頂きの少し下辺りも最高だなと思います。

海洋散骨をした著名人に、
石原裕次郎、沢村貞子、いずみたく、立川談志らがいます。

2014年10月 3日 12:12 | おかいこさん

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