美術館
近代美術館の二階ロビーに、読書を楽しむ男性がいた
大通り公園を西の山に向かって歩いていくと、二つの美術館がある。三岸好太郎美術館と道立近代美術館だ。時間に余裕があるときには立ち寄ることにしている。以前、三岸好太郎美術館を訪れたときに、タイミングよく三岸節子の特別展を観ることができた。女性の観覧者が多かったことを覚えている。波乱に満ちた節子の生涯を想いながら、いくつかの絵の前で胸を揺さぶられた。
今回は、道立近代美術館。抽象画の小谷博貞展とシャガールの「パリの空に花」を観た。シャガールの絵には、春に相応しい色使いとモチーフ、そしてタッチの温かさがあった。
外では春の小雪が舞っている。北国は、解けては降りを何度も繰り返し、春になっていく。木の回りの雪が解けていくのを眺めながら、長かった冬の終りを実感する。
雪が解けると多彩な彫刻が顔を出してくる
2015年3月17日 13:20 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
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