御岳渓谷を歩く
ORMACの懐は広い。なんて、ちょっと自慢したくなるような昨日の「御岳渓谷」の会だった。
昨日の難易度ランキングは「★1/3くらい」で、歩き約1時間弱。大半の時間は、手元に酒があった。メンバーも膨らんで、級友、取引先、山岳会、歌会などの構成で、なんとも緩い。でもこれが良い。
ベンチに座ると、庇の長さ、石庭の美しさ、川の音と風が涼しい「川合玉堂美術」
しばらく続いた雨の影響か、流れが強い。
その中をラフティングのボートが黄色い声とともに流れてゆく
まずは奥多摩の御嶽駅に集合して、川合玉堂美術館へ。多摩川の渓流が眺められる庭の美しい美術館だ。ここで30分ほど見学してから、隣の食事処「いもうとや」で早目のランチ「冷しゆば そば膳」をいただく。
そして川沿いを散策し、初夏の花を楽しみながら、本日のメインイベント「小澤酒造の酒蔵見学」へ。
予約を入れていた。蔵の入口には魯山人の篆刻が入る「澤乃井」の看板。趣きがある。案内をする若い蔵人は、「最後に試飲ができます」と嬉しいことを言ってくれる・・・。蔵に足を踏み入れると、300年の時間の重みだろうか、静けさの中に流れるヒンヤリとした空気は、酒造りの雰囲気を伝える。わずかな照明に映し出される、梁の太さやタンクの大きさには威圧感があって、チャンチキオケサからはほど遠い。
・・・そしていよいよ試飲。出されたのは夏の酒「さわ音」だ。スキッとした呑み心地。これで火がついた。皆で「きき酒処」へなだれ込む。お猪口付きの一杯をまずいただくと、二杯目からは、どの銘柄も100円オフになる。まずは「純米大吟醸」、クウ〜冴え渡る。続いて「辛口のにごり」、広がる芳醇さ・・・美味すぎ〜と立て続けに3杯・・・。おっ、雨が降りそうだね〜、いいねいいね〜。もう隊長ではなくて、ただの飲んべえに変身。
これで7杯までは、覚えている・・・
「蔵守 大吟醸」「大辛口」「彩は(いろは)」が重ねられる頃には、雷を伴った夕立だ。山の稜線が消えて、深い森が煙って、シャワーの音。いいなあ〜、こんな粋な梅雨明けの演出はあるだろうか。
目を瞑ると、酔いの気分と雨音が絡まって、至福の気分。
こんな夏の始まり、そうはないぜ!
雨のなか、パラソルの下で呑んでいる輩がいる
2015年7月21日 16:36 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
コメント
お疲れ様でした~。
★3分の1ね。なるほどね。
たまにはいいかも。
今度、砂っちと「大多摩ハム」工場見学&ビールを提案しよう!と。よろしく!隊長!
九州のニシベ兄さんより。(私のfbの澤乃井の蟹マークを見て)
「あの蟹はは何かにぃ。飲み過ぎるとシオマネキが死を招きかに?」
・・・とほほ。
4番目の川の写真、奥村土牛「鳴門」に似た渦と色。すばらしい。
A)
早い反応!
熱い夏は、こんな企画が良いのだろうね。
よく呑みました・・・
また行きたいです〜
島さん、ニシベさん、九州のダジャレコンビが連発〜
素晴らしいサポーターだ〜!
目に浮かぶね「鳴門」、もう少し目線が低いよね。
この渦見ながら、玉堂美術館の石庭を重ねていました。
2015年7月21日 17:30 | 空
連日の猛暑など全く知らない 初夏の風を感じさせてくれるような爽やかさが伝わってきます。
西多摩に大雨警報が出ていたようでしたが 大したこともなかったようでよかったですね~
酒量注意報?を出した方が・・・???
是非 また連れて行って下さい。
A)
一緒出来なくて残念でした〜
じつは、あのお猪口で、二杯目からほとんどが一杯100円。
( ^^)/▽☆▽\(^^ )
そして雨と雷〜、雨音を聞きながら・・・呑んでしまいますよね。
夏は、熱中症を考えて、来年もやんわり企画です〜♬
2015年7月21日 20:44 | おかいこさん
昨日は大変お世話になりました。
ORMAC初心者としては、★3/1で良かったです!
美術館、渓流、日本酒、どれも満足しました。とくに蔵の中の灯りが良かったです。
木版画の世界でした。
雷は嫌いですが、雨とお酒に酔いました。
A)
梅雨明けの雨と雷、素晴らしいサプライズでした!
あそこは、雨を見ながら、雷を聴いて、腰を据えて呑むしかありません。
残ったメンバーは、正しい選択です(^^)V
よく呑みました〜〜 (^^;)
2015年7月21日 21:13 | かに
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