斜里岳(1547メートル/日本百名山82座目)
馬ノ背の近くで、直径10メートルほどの岩がなぜか止まっているのだ
早い夏休みをもらって梅雨のない道東の山を登ってきた。斜里岳と阿寒岳。1500メートルちょっとの山が結構キツく感じたのは、たぶんトレーニング不足。初日は斜里岳。清岳荘(670メートル)からの約一時間はきつい斜面も緑と水の音で心が癒されていく。いよいよ「下二俣」からは、勢い良く流れる清流を相手に登りが始まる。何度も徒渉(橋のない川を渡ること)を繰り返して、川筋を登っていくのだ。ほぼ垂直の岩壁にへばりついて巻いて行くと、滝がいくつも現れる。これが二時間続いて「上二股」。緊張感もあったけれど、気がついたら涼風のなか、このコースを楽しんでいた。
種類の多いお花畑を見ながら「馬の背」まで、高度感のあるコースを登る。振り向くたびに裾野の原生林が広がり、ため息に似た深呼吸が漏れる・・・内地とはスケールが違う。
曇っていた空が、山頂に着く頃には青空に変わった〜!今年も晴男〜〜
皆が鈴をつけているので熊もオチオチできない
ツクバネウツギは山頂部まで咲いていた
落ちないように滝を巻いていく
まだ山桜が咲いていた
花色が美しいミヤマエンレイソウ
万丈の滝
見晴の滝
エゾが頭についてエゾフウロ
こちらはエゾオトギリか?
水をかけるとサンカヨウの花びらは透明になる・・・誰かがかけたのかな
馬の背までの急峻な登り
いかにも北海道らしいエゾツツジ
ハクサンイチゲは茎が太い
山頂近くでは、チングルマが風車に変わっていた
忙しなく動いていた雲が切れて、青空が広がった
2016年7月20日 16:38 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
コメント
可愛いお花が咲いているのですね。
滝を巻いていくっておっかなそううです。
足踏み外したらお終いですね。こんな思いしてでも登られる魅力は
登った人でないと味わえないのでしょうね・・・・・
百名山達成目標も僅かとなりましたね。
気をつけて最後まで頑張ってくださいませ(^_-)
A)
緊張感がある時は事故につながりません。
油断しているときに、痛い目にあいます。
最後まで行けるかどうか、今は一つひとつ楽しんでいければと思うだけです。
2016年7月25日 22:18 | tama
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