講談会


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早目に並んで一番前を陣取った


七夕といえばボタモチ・・・
やめよう、ますます暑くなる・・・それにしても今日は暑い。

夕べは、涼しい風の吹くお堀のそば、国立演芸場で講談を聞いた。「かぶら矢会」という大御所がずらり出演の講談会だ。この世界にも女性の進出が著しく、一龍斎貞鏡という若手女性講談師が前講を受けもったのだが、表情豊かに何役もこなす粋のいい噺っぷりに、おじさんはズシンと聞き惚れた。
「コウダンシなのに、これが凄いべっぴん」そんな風に紹介したくなる期待の一人だ。

講談と落語に大きな違い・・・。落語はおおよそ、バカでおめでたい登場人物で構成されているが、講談はというと、パパンパンパンと張扇を打ち下し、緊張の中で仇討ち、殴り込み、御家の大事などで人がどんどん殺されてゆく。昨日も随分理不尽な殺され方が多かった。
講談の世界には、武家社会の頃の美談が残されているのだ。若手講談師たちは、それをどう受け止めて演じていくのか、楽しみである。


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コメント

トリも女性講談師でしたねえ。
宝井琴桜師匠。存在感あったわ~~🎶

いやいや、それにしても最前列に見慣れた?アタマが・・・
ひとつ、ふたつ・・・(笑)
驚いたなあ、もう。。。

A)
講談も落語ブームで人気が出るといいのだけど
今のままではちと難しいかなあ・・・

木村さんの講演に続き、一番前のS席でした〜♬

2016年7月 8日 04:32 |

講談って中々面白いですね。
主人は、赤穂浪士の討ち入りの講談の物まねがおはこで。宴席では何時も指名されてやっておりました。  あれを録音しておけばよかったと良く思いますよ。

A)
赤穂浪士の講談は、たしか30種類以上あると聞きました。
もしかしたら47士ですから、もっとかもしれません。
仇討ちというのは、男気が溢れているから、江戸の頃から受けていたのでしょう。

ご主人がお上手だったというのは、意外です。
きっと空で覚えてしまうくらい、お気に入りだったのでしょうね。


2016年7月16日 12:02 | tama

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