皇居東御苑


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江戸城のスケールは、石垣一つからでも分かる


週末は吟行歌会。生憎の雨のなか、皇居東御苑(江戸城)を案内してくれたのは、江戸の文化や歴史に詳しい友人のYさん。歴史・演芸ライターで講演、歴史散策講座などで講師をされている。

広いご城下を約2時間、大門や石垣の構造とその役割、参勤交代のエピソードから始まって、最後は大奥の妖しい話まで、徳川四百年の歴史を分かりやすくコンパクトにまとめ案内をしていただいた。

いつもの花鳥風月から離れ、いにしえの世界を想像して歌にする。これは新しい試みだったが、皆さん、見えない世界をお上手に歌にされていた。


この歌が一席

武蔵野から
あなたも
連れてこられたのね
山百合 一輪
うつむき加減に         Mさん

武蔵野から様々な樹々を運び入れ、造られた森を散策して・・と作者。
石垣作りの職人や大奥の側室たちなど、城の歴史の中に消えていった人たちを思う。


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雨のなか、古地図や古い文献などで説明をされるYさん


コメント

雨でしたが楽しかったです。社会科の苦手な私にも、分かりやすく楽しい案内で、しかも真剣に聞いていたら最後にオチがあったりと、勉強と笑いのひと時でした。
それを歌にするのは、非常に難しかったです。でも皆さんの歌が素晴らしく、物語性のある歌もあり、とても勉強になりました。いつも、お世話をしてくださり、ありがとうございます。

A)
雨もまた良し。
ピーカンの暑い日でなくて助かりました。

シトシトの雨のなかで、江戸を思うというのは
風情もあり、歌づくりには良かったのではと。

また秋に何処かを歩いてやりましょう〜。


2016年7月12日 09:47 | かに

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