鷲神社(おおとりじんじゃ)


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吟行の続き。前日がお酉様だったので、鷲神社には賑わいがまだ残っていた。酉の日の午前零時に打ち鳴らされる「一番太鼓」を合図に始まり、終日お祭が執り行われる。威勢のいい声が響き、商いが成立すれば「よ〜お」の手拍子が打ちならされる。

春を待つ ことのはじめや 酉の市

正月が近づいてきた高揚した気持ちを詠んでいるらしく、昔は良い時間が流れていたんだなあと思う。吟行歌にも酉の市の歌があった。

酉の市
なごり残す
鷲神社
我が手で集める
残り福

熊手ではなく我が手というのが楽しい。残りものには福があるというし。


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さてスーパームーンが見られない東京である。熊手で雲を取り払いたい気分〜。次見られるのは18年後だというから、もしかしたら星から見ることになりそうだ。


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