中尊寺


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岩手県の姫神山に登る予定だった。しかし天気予報は雨。さっと中止にして中尊寺に切り換えた。中尊寺と云えば金色堂。奥州藤原氏が贅の限りを尽し、作り上げた金色の建造物。

印象はといえば、意外に小さい、だった。もう少し大きな御堂をイメージしていたので、拍子抜けしたが、じっくり見ると金箔に覆われた堂のつくりは、息を呑む輝き・・・はあ〜。

中を覗けば、中央に阿弥陀三尊像、左右に地蔵菩薩立像、手前に二天像(持国天、増長天)の11躯の仏像全てが金色。侘び寂びの仏様であれば、静かに頭を下げるところだが、金色となると目が眩んでしまって、心ここにあらずの心境。
修行が足りない・・・と思った。


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五月雨を集めて・・・凄い雨が何度も襲った

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コメント

中尊寺の光堂、最初の印象は慎ましいちょっと哀しい,なぜって、まわりは無造作に木がはえていて、
滅びて残った跡という感じで、頭の隅に京都の金閣寺がちらついて、
こんなにこっそり自分たちの文化をささやかに築いていただけなのに、都の強大な暴力!ってふうに受け止めちゃいました。
震災の翌年の3月のことでした。

A)
慎ましい、けれどそれぞれの仏像の美しさに目を見張りました。
とくに地蔵菩薩立像の6体のお顔の美しさが印象的でした。
斜めから中央へと並ぶカタチもよく、阿弥陀三尊像を
いっそう引き立てているようでした。

もう一度、時間を作ってゆっくり眺めてみたいものです。

2017年6月16日 09:28 | ふあ~い

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