山へ
山仲間たちと待ち合わせて世田谷文学館「山へ」を観てきた。館内にクイズコーナーがあって、ここの表現プランを提案した。お礼は入場チケット。
館内に入ると各コーナーには、山の高さを意味する一合目から十合目のプレートがかかっていて、順路を表記している。面白いアイデアだ。
百名山ブームを作った作家深田久弥のコーナーがとくに良かった。
目の前の山に登りたまえ。山は君の全ての疑問に答えてくれるだろう。
この言葉は沁みる。娑婆でのアレヤコレヤを、このフレーズが吹き飛ばしてくれた。高い山に登り、美しい景色を手にした帰り、しみじみ下りたくないと思う。なんども振り返って、あ〜また世知がない娑婆にまた戻るのか・・・と一瞬思う。
名著「わが山山」からの一文が壁にあった。みんながそれを読んでいた。
山を登って、展示を見て、そして呑む。正しく幸せな一日となった。
2017年9月13日 16:50 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
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