西馬音内(にしもない)盆踊り


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打ち抜かれました。編み笠を深く被り、美しい端縫い衣装を身にまとった二人と、そして亡者を思わせるひさこ頭巾を被った一人が、勇ましく野性的なお囃子と地口の唄い手の哀調を帯びた声をうけながら、優雅で流れるような上方風の踊りを舞い続けました。

西馬音内盆踊り。切なくなるようなこの舞いのカタチは、おわら風の盆の幻想的な踊りと重なりました。祈りのようでもありながら、妖しいまでの雰囲気を醸し出すのは、自在にしなる白い手首と白い指のように見えました。そしてときおり見え隠れする白いうなじ。
一度、篝火だけの弱い光のなかで見てみたい。そんな想いを起こさせる素晴らしい踊りでした。


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踊ってくれたのは、西馬音内盆踊保存会の皆さん。


三人の踊りには、かなわないけれど・・・参考に。
https://www.youtube.com/watch?v=wVmyOysFDKg



コメント

 日本の地方に傳はる踊りは素晴らしいですね。紹介されたユーチューブで拜見すると、群舞なのですね。曲調はおわら風の盆の樣な哀調を帯びたものでは有りませんが、それなりに活潑な所もある地方の特色を出したいい盆踊りだと思ひます。
昔から「夜目遠目笠の内」と言ひますが、笠から覗く白いうなじに想像を掻き立てられ、わくわくします。
 
 話が突然俗っぽく成って申し譯ありませんが、海外から日本を訪れる観光客はかふ言ふ、昔からの日本情緒を求めて、訪ねて來るのに、安倍は馬鹿だからIRリゾートなんてほざいて、カジノ建設に大騒ぎ。トランプから「自分でやれよ」と言はれて慌てて「決意を以て日朝會談を行なふ」なんて言ひ出す始末。今更、外交の安倍が聞いて呆れる。

A)
余興と思っていた皆さんが、次第に舞台に集中しました。
立ち上がってみる人(小生も)もいて、次第に静かな感動の空気が張りつめました。
音の動と踊りの静が解け合って、不思議な世界へ導かれました。

終わった後に、10分ほど踊られた師匠にお話を聞きました。
祈りを込めて踊る。ただその思い一つで舞い続けるんです。
8月16〜18日にありますからぜひ・・・と言われて一瞬、心が動きました。
もう一度観てみたいです。

この国を守り抜く
はずが
その国は 和平の道を
歩み始めた
さて どうする

瑞穂の国とお友達・・・
まさに彼らしい箍の弛み
茶番劇の連続に吐き気がしてきます。
アメリカなら100年くらいの禁固刑でしょうね。

カジノは、いいことは一つもありません。
止めてほしいものです。


2018年6月 8日 08:48 | 雅蘭洞英齋居士

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