かわせみ
拭っても汗が噴き出す。30度を超えるなかを歩き続けるとさすがにバテてくる。地図で見つけておいたお店を探していた。長年の感から、住宅街にポツンとある店にほぼ外れはない、と信じているので、今回もきっと・・・ありました。
「かわせみ」、好い名前じゃないの〜。暑い時に、こんな和テイストなお店は嬉しい。カウンターの奥の席に座る。熱いお絞り、冷水、少ないメニュー、光を落とした照明、ジャズのBGM、どれも気にいった。季節のおすすめが目に入る。「むらさきあんみつ」。ぜんざいにアイスクリーム、ブドウ味の寒天、梅の蜜をかけていただくそうだ。
「それ、お願いします」。気分はもう「孤独のグルメ」の井の頭五郎だ。
目の前に、店主の蔵書だろうか、趣味の好い本が並んでいる。話しをしたくなるが、作業中につき、すこし我慢。「花森安治のデザイン」「和菓子のほん」を眺めて、待つ時間を楽しむ。少し離れた席で、イギリス人だというカップルが、店主と会話を楽しみはじめた。
「むらさきあいす」が、差し出された。う〜ん、冷たい餡を含むと、涼風が吹く〜。アイスクリームに梅の蜜をほんのりかけた。お〜、染みる甘酸っぱさ。夏はひんやり甘味にかぎる〜〜
ここをまた訪ねて来ましょう。
この店で、ある発見をした。
あれ!?もしかしたら、カワセミとヒスイは、おんなじ漢字!?
ググってみた。どちらも「翡翠」だった。
二つの漢字の羽の字のつくりがすこし違う。そういえば、菖蒲も「しょうぶ」と「あやめ」。不思議なつながりだ・・・。
2018年6月14日 13:12 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
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