子育て


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子育ての真っ最中のキセキレイが、沢山の虫をくわえている。巣で待つヒナたちに持ち帰る途中なのだろう。若鳥になるまで、親はエサを運び続けて、愛情を注ぐ。そして時が訪れると、親は自立のススメをする。生き物は、子育てと子別れがきちっとしている。


コメント

 自然界の親子は、殆どの生物は親は子を愛情を以て(或ひは本能的に)必死に我が子を育てる。
 人間だけが、我が子を殺す。「もうおねがい、おねがいします。ゆるしてください」と五歳の可愛い女の子が親に嘆願したにも拘らず、殺されてしまった。

 人間はコンクリートの文明に圍まれて、溢れる食物の洪水の中で、子育ての尊さ、種を繋ぐ一大事を忘れてしまったのだらふか?子供に對する愛情は何處へ行ったのか?唯、性欲の赴く儘に子供が出來てしまった、と言ふのだらふか?知惠が付いただけの下等生物に成り下がったのか? それは何故?經濟優先の間違った文明の發達が倫理觀、社會觀、を置き去りにしたからでは無いのか。

 ムヒカ元大統領が日本人に「貴方は本當に幸せですか?」と問ふた意味をよく考へるべきではないのだらふか。

A)
5歳の女の子がつづった悲痛なメッセージに、心を痛めました。暴行、虐待のニュースは、止むことなく流れてきます。どうしてこんなことが続くのか?
歌会でこんな歌が詠まれました。

もっともっとあそびたかったんだよね
おなかいっぱいごはんをたべたかったんだよね
あったかいへやでねたかったんだよね
きみとひまわりばたけでかくれんぼしたかったよ
届かぬ百万の言葉 燕よ

言葉を失っても、なお歌うしかない作者の哀しみ、嘆きが届いてきました。
他にも「おねがいします。ゆるしてください」のメッセージがはいった短歌のいくつかを目にしました。なにもできないではなく、せめて歌に・・・。そんな思いが伝わってきます。

人間以外の動物にはありえないこと。つまり動物以下のイキモノということでしょう。どうしたら止むのか。なんとか死刑には出来ないのか。また興奮してきました・・・。

2018年6月27日 08:12 | 雅蘭洞英齋居士

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