巨木


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雨が上がった昨日、新宿御苑の樹々は、たっぷりの雨を吸ったせいか緑の色が深く、どっしりとしていた。吟行歌会のメンバーは八人。ボランティアガイドの方に苑内の巨木案内していただいた。

新宿門を入って右手に大きなモミジバスズカケの木がある。ゴツゴツとしたぶっとい幹廻りに圧倒される。ガイドさんに勧められ、抱きついていると不思議な安心感に包まれる。フィトンチッドが降りてきているのかもしれない。

ヒマラヤスギ、ラクウショウ、メタセコイア、ケヤキ、プラタナスと苑内の巨木について、それぞれの特長やエピソードを聞きながら、歌の草案を始めていった。
生まれた歌がこんな。

百年を生きた巨木は
誰かに似ている
自由で
孤独で
太っぱら

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