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強くなっていく雨を眺めて思う。次々に襲ってくる台風は、まだ序章なのだろうかと。来年、再来年とこんな台風が続いていくと、日本は間違いなく脆弱になっていく。日本が日本の位置にある限り、逃げることはできない。

「いずれ私たちも、日本のようになっていく」。世界のどこかで誰かが言うかもしれない。スウェーデンの16歳の女の子が国連で話をした「よくもそんなことが・・・」の怒りを思いだす。

全てが間違っています。
そんな言葉から始まった彼女の訴えは、痛烈な真実の告発だった。耳が痛かった。環境をないがしろにした罰を人類は、これから受けなければならないのか。地球は環境に順応に反応しているだけだ。

本当に大切なものは、失ってはじめて気付く。

コメント

 一ヶ月分が半日で降るとは凄い事だ。今は100年に一度の異常な災害だが、軈て1000年に一度の災害になるかも知れない。又、今は千葉縣だが、何時、東京地區になるか判らない。
 昔、田中正造が言った「眞の文明は山を荒らさず川を荒らさず・・・」金儲けの爲に開發と稱して荒らし捲った結果がこれだ。

 天罰は不公平。開發した奴等の上では無く、善良な一般の市民の上に下るとは。
地球の人類に對する復讐だから仕方ないかも知れないが、それなら、皆で聲を擧げなければいけない。最早、從來の資本主義的發展は今後の地球には合はない事を聲高に言はなければ、
既に成熟した社會に適應する新しい經濟發展の方法を模索しなければ、益々地球は狂暴になる。自分達の棲家である里山やサバンナを人類に追ひ出された獣達だって同じだ。

A)
ご返事遅れました。
東北の山を登って、昨晩帰ってきました。
紅葉が終わる頃だったので、静かな山旅を過ごせました。

雅蘭洞さんからコメントが来ると思っていました。
小さなことをないがしていたら、いずれこうなっていく。
田中正造が奔走して、足尾は豊かな山に戻り、多くの生き物が生息するようになっています。
この規模であれば、戻すことは可能かもしれませんが、地球規模となると、どうなんでしょう。

いずれアメリカ、中国、ロシアなどの大国にもひどい災害がやってきて、
地球規模で連携し対策を講じることになっていくのでしょうか。

気付いた時にはもう遅いと言うことに気づく。
そしてそれを受け入れていかなければならない時の思いとは・・・
負を背負わされる世代のことを思うと、やりきれません。

あの少女の声を、未来の人たちは何度も聞くことになり
あやまちを犯した我々世代に、名前が付けられるのでしょう。
情けなく、恥ずかしい名前が。


来年の年頭の漢字は(年末ではなく)

覚悟

これに決めました。


2019年10月27日 08:34 | 雅蘭洞英齋居士

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