蔵王・熊野岳
山の天気は変わりやすい
週末、S夫婦と今年二度目の山行。目指すは蔵王と安達太良山の二座。まずは蔵王の熊野岳。雲行きが怪しくなってきたので、途中までロープウェイを使う。眼下の紅葉は終わりを迎えていた。山頂駅に着くと、気温は三度と表示されていたが、外は風が強く吹いている。気温は氷点下だろう。慌てて冬装備になる。
山の天気は分からない。遠くまで見えた景色もわずかの間。瞬く間にガスってきて、視界が利かなくなった。こうなると山歩きの楽しみは消える。歯を食いしばってワッシワッシと山頂を目指す。収まることのない風のなか、標識が見えてきた。立っているのもおぼつかない。非難小屋に逃げこみ、一息つく。
去年の八ヶ岳も霧氷が迎えてくれた。この季節、山はもう冬入りを始めている。なんとか無事に下山して温泉と酒をやろうとなり、熱いスープとおにぎり、そして甘いおやつを口にして五合目のロッジを目指した。
サミイ〜〜
どんな季節が繰り返すとこんなカタチになるの?
2019年10月30日 18:40 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
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