蔵王・苅田岳


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一夜明けて、空は晴れ上がった。ドッピーカン! 朝食後、ドッコ沼から続く不動の滝まで散歩。これが結構な下りで距離もあった。細かいしぶきを受けていたら、滝の上に朝日が現れた。あごを突き出して、水と光を浴びていると、心が浄化されていくようだ。あ〜神よ、さまざまな悪事を許したまえ〜。


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熊野岳の山頂部に鳥居がポツンと見える


スッキリしたところでロッジに戻る。安達太良山を目指す前に、蔵王の苅田岳をやっつけようとなった。苅田岳山頂近くの駐車場に車を止めれば、すぐに登ることができる。広い駐車場に到着すると、昨日ガスっていた熊野岳の全容がドーンと見えた。

「なんだ、このなだらかな山容は・・・」。名は熊野岳、カタチはヒロイダケ。だから風がキツかったのだろう。とりあえず火口湖の「お釜」まで歩く。ここにも外国人が多い。大きな火口が見えてきた。お釜・・・まさに。地層が何度もの爆発を語っている。


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Sがお釜へ下りていく
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戻る途中、苅田岳に上がって記念撮影。たくさんの観光客でにぎわっている。蔵王も白根山も八幡平も、いまや車で山頂近くまで上がれるようになった。良いのか悪いのか・・・。

福島県の安達太良山の麓、岳温泉に着いた。Sに取ってもらった宿だ。宿泊者には地酒一本がプレゼントされ、夕食は飲み放題だという。ありがたいねえ。
最上階の部屋から安達太良山を眺めると、どんよりした雲に被われていた。明日は昼から雨だという。どうする・・・。

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部屋からドーンと安達太良山が見えるはずが・・・

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