季節の歩み 時の歩み
いつから季節の移ろいが遅くなったんだろう。12月も中旬だというのに、高尾山中ではまだ紅葉が続いていた。一丁平をから一度下山したが、時間があったので、別の林道を登り返した。人気の稲荷山コースへと続く道には人影が全くなし。
コケの広がる湿った岩壁に手を当てたり、夕日の差す紅葉の美しさに立ち止まったり、花をつけたまま化石化した紫陽花に想いを重ねたりして、移りゆく時間を楽しむ。
歩くなら季節と季節の間がいい。ゆっくりとした時間が流れているように思う。
リンドウが待っていてくれた
2019年12月18日 13:21 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
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