ウィルス


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木瓜は、ほど良いテンポで花を咲かせていく


医学的、科学的根拠のないウィルスの話には耳を貸さないことにしているが、この話には納得がいった。

多くの感染症は人類の間に広がるにつれて、潜伏期間が長期化し弱毒化する傾向があります。ウィルスや細菌にとって人間は大事な宿主。宿主の死は自らの死を意味する。病原体の方でも人間との共生を目指す方向に進化していくのです。感染症については撲滅より「共生」「共存」を目指す方が望ましいと信じます。長崎大学熱帯医学研究所教授の話である。

人類は農業を覚えてから爆発的に人口を増やしたことで、あらゆる病を呼ぶことにもなった。つまり様々な病を乗り越えてきた人類の歴史は、共生、共存を目指して、さまざまな抗体をつくってきた歴史ということになる。

そういえば風邪にかかっても自力で直せる人がいるし、お腹を悪くするような残った弁当を食べても平気なホームレスの人がいる。みんな進化系の人たちだ。

共生、共存。響く言葉だ。多様性のある社会が理想的であるとすれば、私たちのカラダもそれを目指し、多種多様な菌をもつべきなのかもしれない。

善玉、悪玉、たくさんの腸内細菌・・・案外強い人は、悪(ワル)を飼っている人!?


コメント

 自身が滅びるのが嫌だから弱毒化すると言ふのは面白いですね。
僕も人間の體と言ふのは一種の細菌類の共和國の樣なもんだ、と思って居ました。善玉大腸菌や悪玉大腸菌、その他(生物とは言へないかも知れない所謂)ウィルス類、綜合警備擔當の免疫細胞、NK細胞、救急車の樣な白血球等入り交って、戰ったり和睦したり、國全體が生延びて行く樣に均衡を取って居るんではないか、と考へて居ました。ですから先生の言はれる樣に、自分自身を弱毒、或ひは無毒化するのは頷けます。
 そこへ行くと、氣になるのは癌細胞です。宿主を殺すと言ふのは、自殺行爲では有りませんか、世の中が嫌になったか、自分の悍ましい姿を呪ってやけに成った細胞なのでせうか。

A)
綜合警備擔當、救急車など分かりやすくて、合点がいきます。
人のカラダは戦国を駆け抜けてきた歴史の賜物なのかもしれません。
癌細胞は、突然変異ですから、カラダも対応できないのでしょうか。

あの先生の予想では、国民の6〜7割は感染するらしいのです。
風邪のように抗体をつくって克服する人も増えていくでしょう。
正しく怖がりたいものです。

2020年3月12日 10:55 | 雅蘭洞英齋居士

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