箱根山(標高44.6m)


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「ようこそ」と言われると嬉しいものだ


こんな山が我が家から徒歩30分ほどの地にあったとは、知らなかった~。箱根山は東京都心では最も高い山で標高44.6m。一帯は江戸時代、尾張藩徳川家の下屋敷があり広大な敷地を誇っていた。箱根山の由来は、庭園内に小田原の宿場町の街並があったと登山口の掲示板にある。
ところが明治維新後になると、土地の所有が政府に移り、陸軍戸山学校が設けられ軍事面での拠点となり、景観は劇的に変った。

森の公園に入って行くと「箱根山登山口」の大げさな看板が迎えてくれた。30年も近くにいて、こんな良い山があったとはねえ・・・。勿体ないからゆっくりと登る。五合目?辺りにはベンチがあった。慌てることはない。ベンチで一休みする。マスクを取れば、緑を抜けてきた風が美味い。

低くたって独立峰。山頂に着くと360度、桜の木が植えられ、樹々の間から新宿の副都心ビル郡が見える。満開時は、見事な桜だっただろう。江戸の頃は、彼方に富士山や筑波山、丹沢や奥多摩の山々まで見えたに違いない。


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長いスロープを上げっていく

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長いスロープにはベンチがいくつか

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戸山公園は日比谷公園より広い敷地をもつ

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