Where we go?


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コロナウィルスのパンデミックにより経済活動が停滞し、温室効果ガスの排出量が減っているそうだ。世界の国が協力しあってCO2を削減するなんて、夢のような話だと思っていたら、ひょうたんから駒ならぬ、CO2削減が飛びだした。

史上最強の敵コロナウィルスに、否応なく世界経済の減速を迫られ、気がついたら環境問題を改善していたとは、笑ってしまう。この力学的なできごとを理解しようとすると、自然や神の存在をベースにしたSF小説を重ねてしまう。

読み終えた池澤夏樹「きみのためのバラ」の中の短編「レンタション」という作品に似ている。地球上から警察や軍隊が消えるというストーリーなのだが、今回のこれと重ねている。

今、私たちは歴史的な出来事の真っただ中を歩いている。なにを学び、どんな方向へ向おうとしているのか。未来人は、私たちの選択を興味深く見守っているに違いない。



コメント

 本當に瓢箪からの出來事が世界中で起きて居ます。ヴェネチアでも濁って居た運河の水が昔の樣に透き通って、魚が泳ぐ樣に成ったと言ふ事です。
 經濟發展ばかり考へて居た金儲け亡者は反省するがいい。日本にも來られた事のあるムヒカさんは「私達は發展する爲ではなく幸せになる爲に地球上に生まれて來たのだ」と言って居られます。

 資本主義や經濟發展に冷や水を浴びせた今回のコロナ騒動は、いま我々に新しい地球上の秩序の在り方を考へる機會を與へて呉れた樣な氣がします。新しい循環經濟の形とか人類の幸せとは何か、とか。

 又、神とか自然の警告とか精神的な問題も提起して呉れました。世界の賢者も言って居る樣に今こそ世界の協力が必要な時なのです。コロナウィルスは斷絶や孤立では無く、協力して立ち向はなくては勝てっこ無い相手である事を忘れては人類は滅亡するでせう。

A)
ボツボツと、雅蘭洞さんと同じようなことを感じ始めた人が増えているようです。
新たなというか、当たり前の価値観が新しい生き方、考え方に
変わっていくことを願っています。

こんなことを言うと炎上してしまうかもしれませんが
どうせなら落ちるところまで落ちて、なにが大切で、必要かを
皆で今一度見つめ直す機会になればと・・・

しかし、コロナは人を選ばない。
アフリカ、南米、アジアの後進国では、コロナだけではなく飢餓の現実も迫っています。
競争ではなく協力。これを突きつけられていることを実感します。

コロナは
神か
悪魔か
視えないものへの
畏怖

2020年4月15日 07:53 | 雅蘭洞英齋居士

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