ポプラ
歩いていると遠くに背の高い樹が見えた。近づくとあるお寺のなか、それもお墓の端っこにドンと聳えていた。都内では珍しい。しばらく眺めていた。小さい頃、この樹が好きでよく登っては風に揺られていた。枝が上に向って伸びているので、落ちる心配がなかった。
ポプラは北海道を代表する樹木で、小学校の校歌で歌われていた。
窓をのぞいて 立っている
ポプラとともに ぼくらは育つ わたしも育つ
雲をはらって すくすくのびよ
雪にまけずに ぐんぐん進もう
みんなみんな 肩くみあって
この樹を目にすると、少年が登っているのではないかと、つい探してしまう。
代々木公園の樹は横に伸びていた
2020年5月 7日 18:41 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
コメントの投稿