花時間


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花弁がクルクルッと巻きあがるウリノキ


ORMACのメンバーには植物に詳しいHさんがいる。毎回植物図鑑を持参してくれるので、だいたいの種類がそこで分かる。受粉の仕方、雄花・雌花の役割、近似種の見分け方など、フムフムと楽しい解説を聞いていると、生徒の気分になってくる。

今回は、ウリノキとタツナミソウを教えてもらった。どちらも初めて目にする花だ。ウリノキ(瓜の木)は開花すると花弁がクルクルッと巻きあがり長い蕊を垂らす。

タツナミソウ(立浪草)は字の如く「浪立つかのような花のカタチ」。花の姿を横から見ると北斎の冨嶽三十六景の中でも人気の高い「神奈川沖浪裏」を思いださせる。

たまには、あくせく登るだけでなく、花時間を楽しむのもいい。


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浪が立つかのよう〜いいネーミングのタツナミソウ


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