女帝


P6280005.JPG

友人にすすめられて購読を決意したのだが、書店で手にとった時の重みに、一瞬、読めるだろうかの不安が生まれた。420ページ超の分厚さである。しかし、読み始めたら止まらない。著者の石井妙子さんの時間をかけた調査、取材、資料のまとめに裏打ちされた明晰な文章は、最後までページを開く手を止めさせなかった。

結論は、ぜひ読んでいただきたい一冊である。とくに都民の方には、投票前の必読の書だ。
どうして、この人の描く世界が完成してきたのか、関心、興味はその一点である。これ以上を今書いてしまうと、お楽しみが消えてしまう。後日に、また書いてみたい。


コメント

この著者の粘り強い取材姿勢に深く感じ入りました。 
多くの人に読んで欲しい本ですね。

A)
推薦していただきありがとうございます。
都の職員の不支持8割を受けながらも、女帝が有利・・・!?
なぜでしょう。

誰になってもこれからは荒海の都政。
どう切り抜けていくのでしょう。

2020年7月 2日 22:18 | yachiyo

コメントの投稿

トラックバック

トラックバックURL: http://1c.3coco.info/mt-tb.cgi/2911