平ガ岳(3)


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登山口から約二時間、20名くらいの団体を追い抜き、樹林帯が切れるころ草紅葉の広がる大地に出た。木道は枝分かれになって、それぞれ山の彼方へと続いている。ガスがかかり草紅葉の鮮やかさが半減されているのが残念〜。光が降りるとどれだけ輝くことだろう。

まずは自然がつくったという奇岩「たまご石」に寄り道する。ふむふむと納得。丸い石よりも眼下に広がる地糖に目を奪われた。尾瀬や苗場山の山頂部を思いだす。二千メートルの地にこんな眺めがあるとは・・・紅葉がすすむとさらに映えるだろう。


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なぜ落ちない?

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たまご石を背に地糖を眺める

ここで朝と昼を兼ねたおにぎりタイム。シャリばて(炭水化物不足・山用語)していたので、美味いのなんの。極上の疲労感と目の前の景色を楽しんでいたら、この平ガ岳で100座達成という男性がやって来た。前日の温泉で100座の話で盛り上がっていたのだ。

この後どうするの?と聞いた。200名山があるよと振れば、「これで終わりです。冬に登った山がいくつかあるので、夏に登ってみます」という。残りの9座のことを思った。どれも厳しい。体力が果たして保つだろうか。人生の目標と決めたのだから、精進しよう、楽しもうと、立ち上がり、山頂へと向った。

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山頂に近いデッキで皆さんランチタイム

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人差し指は、91座達成の意味


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