芸術の秋
この緞帳を見て、すぐ分かる人は講談通だ
友人の展覧会、友人の姪っ子が監督をした映画、応援している講談師、落語家の舞台にと、この二週間、せっせと足を運んだ。
可笑しかったのは、講談の宝井琴調師匠のお話。目が合ったからこんなエピソードを語ってくれたのか「師匠のお嬢さんが、冬休みなんで子どもたちを連れて実家に戻っていたんですね。寒い日の朝、庭で洗濯板を出して自分のものを洗っていたら、お嬢さんが縁側で「子どもたち集合〜」「昔はこうして洗濯をしていたんです」
「昔じゃありやせんよ〜いまですよ〜ってブツブツ言ったんですが、修行中はよく赤切れをつくっていやした」。ここに出てきたお嬢さんこそ、本郷歌会の前代表のYさんだ。
菊之丞、権太桜の師走、晦日の話を思いだしながら、年の瀬の街を歩くというのも乙なもんだなと思うのだった。
毎年恒例のネコ中心の展覧会
絵師Kさんの姪っ子さん二本目の映画「空に聞く」を地元ポレポレ座で
昨日は新橋ホールでご贔屓の菊之丞の「二番煎じ」を
2020年12月 7日 19:43 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
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